近頃、ふと♀、らっぴー♂に食物アレルギーがあり、顔を腫らします。
昨夜遅くから、三日月♂の眉間のみが腫れだし、いきなりナポレオンフイッシュのようになってしまいました。
「アレルギーと違う」と感じたのは、まずぜんぜん痒がらないことと、鼻腔が狭まったような鼻息、寝息でした。
拾った時から慢性的な涙目、洟垂れの中年猫であり、
「これは一生治らない」といわれており、寝具や床掃除の大変な猫であり、
汚すのは諦めてはいたといえ、
大晦日辺りから、大きなくしゃみとともに、うっすら鼻血が出ることがたまにありました。
鼻は効いており、物凄い食欲魔人、上手く手を使って、ひょいひょいライバルの御飯をお皿から横取りします。
今日は、検索に、検索して、ついに猫の鼻のガンの画像に突き当たり、(ありがとうございます)
昨夜遅くから、三日月♂の眉間のみが腫れだし、いきなりナポレオンフイッシュのようになってしまいました。
「アレルギーと違う」と感じたのは、まずぜんぜん痒がらないことと、鼻腔が狭まったような鼻息、寝息でした。
拾った時から慢性的な涙目、洟垂れの中年猫であり、
「これは一生治らない」といわれており、寝具や床掃除の大変な猫であり、
汚すのは諦めてはいたといえ、
大晦日辺りから、大きなくしゃみとともに、うっすら鼻血が出ることがたまにありました。
鼻は効いており、物凄い食欲魔人、上手く手を使って、ひょいひょいライバルの御飯をお皿から横取りします。
今日は、検索に、検索して、ついに猫の鼻のガンの画像に突き当たり、(ありがとうございます)
夕方から、
「先生、猫の鼻ががんですーーーぅ、汗」と駆け込んだわけです。
先生は落ち着いて、「犬歯の悪い子、慢性的に鼻に炎症の子は鼻血は出しますよ」と。
ただ「口内の菌が、額に来るのはおかしい」と。
まず保定し、瘤になったところから2回細胞を抜き(膿が出た)、プレパラート標本にし、画面に映し出して細胞の説明をされます。
そこには、細菌感染はあっても癌細胞はなく、つかの間ホッとしたのでありました。
「では今日はこの膿を切開し、抗生物質を出す方針で。
でも、その前に念のためレントゲンを撮って骨が溶けていないか、さらに調べましょう。」
人間を犬なみに慕い、信頼しきっている三日月は、恵方まきみたいにタオルで巻かれて、大人しくレントゲンを撮りにいきました。
結果、左の鼻腔は癌で侵されて骨はスカスカ、
額の瘤の膿を切開する事も、よって中止となりました。
「このガンには抗がん剤などの有効な治療法はなく、
部分的に切除も不可能、
延命治療をするのでしたら、麻布大学の放射線科しかなく、紹介状はお書きします。」
鼻腺ガンのさらに詳しい病名を追求するには、今から三日月を麻酔をかけて検査をしなくてはいけないが、
せっかく三日月が大変な思いをして病名が確定出来ても、結局、現在そのがんの治療法は無い事、
紹介後、遠距離、放射線をかけにいっても必ず再発、そのために麻酔を何度もすることなどを先生はお話されました。
先生に余命を聞くと、大体長くは無いけど、先生の患者さんでは、強制給餌して半年頑張った子がいたそうです。
また、三日月の体はどこにも転移がなく、この病気は転移は殆んど無い事、
今後は痛がったら、麻酔薬をいただく、鼻の大出血は慌てず氷を当てるなどをうかがい、その場では平静にお話をしてきたのですけど、いまだ信じられません。
三日月は、ピンクの血色でプリプリしています。
でも、顔を失って死ぬのです。
帰宅後、一段と大サービスのご馳走を他の子を押しのけて平らげ、
ストーブにあたったり、やいやい♂とおいかけっこ、受診後の緊張さえみせません。
7年前に庭に現れ、どこの飼い猫かわからず、去勢、ワクチンはサービスした事。
♂なのに、母親の死んだ仔猫を育て、出ないおっぱいを真っ黒にしていたこと、その掴まらない仔猫も伝染病で死に、ワクチンを受けた三日月は死なず、呆然と仔猫を探していた事。
それを見かねて家猫にした事、どの猫にも親切、喧嘩しない事。
失いつつありわかったこと、
涙、鼻水で汚して困ってた三日月は、本当に、本当にいい子だって事です。
一応先生にお願いした新人さん、
「先生、猫の鼻ががんですーーーぅ、汗」と駆け込んだわけです。
先生は落ち着いて、「犬歯の悪い子、慢性的に鼻に炎症の子は鼻血は出しますよ」と。
ただ「口内の菌が、額に来るのはおかしい」と。
まず保定し、瘤になったところから2回細胞を抜き(膿が出た)、プレパラート標本にし、画面に映し出して細胞の説明をされます。
そこには、細菌感染はあっても癌細胞はなく、つかの間ホッとしたのでありました。
「では今日はこの膿を切開し、抗生物質を出す方針で。
でも、その前に念のためレントゲンを撮って骨が溶けていないか、さらに調べましょう。」
人間を犬なみに慕い、信頼しきっている三日月は、恵方まきみたいにタオルで巻かれて、大人しくレントゲンを撮りにいきました。
結果、左の鼻腔は癌で侵されて骨はスカスカ、
額の瘤の膿を切開する事も、よって中止となりました。
「このガンには抗がん剤などの有効な治療法はなく、
部分的に切除も不可能、
延命治療をするのでしたら、麻布大学の放射線科しかなく、紹介状はお書きします。」
鼻腺ガンのさらに詳しい病名を追求するには、今から三日月を麻酔をかけて検査をしなくてはいけないが、
せっかく三日月が大変な思いをして病名が確定出来ても、結局、現在そのがんの治療法は無い事、
紹介後、遠距離、放射線をかけにいっても必ず再発、そのために麻酔を何度もすることなどを先生はお話されました。
先生に余命を聞くと、大体長くは無いけど、先生の患者さんでは、強制給餌して半年頑張った子がいたそうです。
また、三日月の体はどこにも転移がなく、この病気は転移は殆んど無い事、
今後は痛がったら、麻酔薬をいただく、鼻の大出血は慌てず氷を当てるなどをうかがい、その場では平静にお話をしてきたのですけど、いまだ信じられません。
三日月は、ピンクの血色でプリプリしています。
でも、顔を失って死ぬのです。
帰宅後、一段と大サービスのご馳走を他の子を押しのけて平らげ、
ストーブにあたったり、やいやい♂とおいかけっこ、受診後の緊張さえみせません。
7年前に庭に現れ、どこの飼い猫かわからず、去勢、ワクチンはサービスした事。
♂なのに、母親の死んだ仔猫を育て、出ないおっぱいを真っ黒にしていたこと、その掴まらない仔猫も伝染病で死に、ワクチンを受けた三日月は死なず、呆然と仔猫を探していた事。
それを見かねて家猫にした事、どの猫にも親切、喧嘩しない事。
失いつつありわかったこと、
涙、鼻水で汚して困ってた三日月は、本当に、本当にいい子だって事です。
一応先生にお願いした新人さん、
余命僅かなラッピー爺さんと三日月など。