新年はとっくにあけており、月刊で良いので書かねば、あっという間にに2月になってしまいますね、汗。
去年の暮は安静にしていたこともあり、その時間、少ない脳で色々考えさせられていた。
遺品整理で沢山の未使用な布団、タオル、毛布、布系統もそのままであり、寄付できるところの検索や動物保護についての様々な考え方についてネットの記事を読んでいた。
様々な考え方の中で、自分の生き方についての結論は、やっぱり親しくしていただいている猫の大先輩方をならい、
自費で自分の自宅エリアをやり続ける、
猫の妊娠期間の中でオペ可能なうちは信頼できる獣医師に依頼してオペしつづけ、親猫は家を見つけるか、最期まできちんと面倒を見続ける、
グローバルな視点では日本全国の不幸な供給過剰な子がおるので、もうその席を奪わないこと、自分は悪人になる事であろう。
いくら私がよそのシェルターを応援したとしたところで、自分の足元でかわいいから、命が尊いのは理解できるけと産ませては同じだと思うのである。
その数をシェルターから貰うのならともあれ。
また私のエリアは、まさに東京電力を使用している。
原発反対と言っても私に代替え案があるわけでもなく、あの地震からさっそく工事して自宅屋根で発電しているわけでもない。だから、私には偉そうなことは何一つ言えない。
ドイツが素晴らしいと言っても、ドイツは自国に置かずにフランスの原発から電力を買ってまかなっておるわけだから、からくりを知れば知るほど、どの国がいいかなども声を大にして言えない。
すべてのエネルギーに感謝し、無駄な使い方をしないようにしよう、それからだ。
また、動物好きは食肉だって、動物実験だって辛いだろう、故障しがちな私は健康に気を付けて、もしくは矛盾していても、お医者様にきちんとかかりながら自己管理し、保護してあげる体力を保つ、それしかするすべは思いつかない。
病気で手放すことの無いように、せめて努力したいものだ。新年からキチンと通院、食餌管理、軽い体操も増やしている。
また、ペットと呼ばれる動物だって、ペットになりえない食肉になっている動物で命をつないでいる、だから最初に戻るけど、自費のバースコントロールなどで、不幸な命を供給過剰にしたくないのだ。
さて、自分が今までどうしても、覗けなかった場所がある。
「動物愛護センター」という場所だ。
基本猫のお友達も、自分も、そこに行くまでの流れを阻止しようと、じたばたと増やさないように乏しい資源なのに自費でオペ、保護している。
ついにそこに運ばれた子達についてはとうてい覗けなかったし、もう十分里子に出せないヨレヨレ猫で家はすでに溢れている。
故「でかっ!ぷり夫」がすべり窓をうまく開けて家出してしまった時に、問い合わせするのさえも、そこの置いて行かれた子に気かひけたり、勇気がいったものである。
ネットで各地で猫のお友達が出来た。
そして身近な町内では捨てる人があっても、遠い他県のお友達に相談できるし、助けていただいている、本当にありがたい事である。
私はちょうど町内の猫が減ったこと(←これはあてにならないけど)、
家の猫も高齢や病気で看取ってくる時期に入ったことがあって、
自分の足元の県の愛護センターの現状を改善しようとしている方々の活動を一度は拝見したかったこともあり、
暮れにバンジージャンプの決意で「ココニャン一家の縁結び」様にメールをし、
メールのやり取りを経て、1月23日午後にお忙しいボランティアのスタッフさんの案内で愛護センターを訪れ、
大河の一滴ではあるが、たった一匹の猫さんではあるけど、ご縁があって、現在我が家にトライアルで到着し、今現在、彼は人を疑うことなく、ころころ転がって遊んでいる。
彼=「キージ君」は最終的に大学病院などのCТ検査などをしてはいないけど、おそらく「小脳形成不全」の症状で決定であろう仔であり、地域猫であったのなら、数メートルしか歩けないので良く生きていたと思う奇跡の猫である。
人を信じきった天真爛漫な猫さんである。
私は骨折したクロネコさんを希望したのであったが、偶然にも薦められた彼は、故「カラス対決♀」によく似ており、香箱を組んでいるときゃらすが生き返ったようである。
私も家族になれるように努力はするし、我が家以上に、彼には神のような素晴らしい家庭が現れるかもしれないのでとりあえず、もう少しの間募集記事は消さないで置いていただくのがいいのかな?とも思っている。
猫のお友達は不幸な命を増やさないように、つまりセンターに送られないようにで頑張っており、
不幸な命を最終処分で消さないように瀬戸際で頑張っている「ココニャン一家の縁結び」さんスタッフ一同にも感謝をしたい。
あと、我が家の今年最初の病人は「やいやい♂」たんである。
簡単な移動、上り下りで痛そうに鳴くので、「やれ、これが血栓だぁー!」と21日に受診した。
脊髄に膿という仮定で、まずセファレキシンをいただき、他の猫は吐いたりするのだが、やいやいはいたって平気。
そのうえ食べれるとはいえ、グチャグチャの口内炎で涎が出ていたのだが、綺麗な口元になってきた。
しかし6・75kgの猫の薬は量も多く、ウェットフードに忍ばせて、その上から花鰹をふりかけているのだが、うまくよけて食べられるとがっかりする。
一日二回、騙し合いなのである。
「やいやい」が歩けなくなると心配し受診した折に、ついでに先生に「小脳形成不全の猫」さんについて質問したのだが、先生は壁を使って移動するとおっしゃっていたが、
「キージ君」はまさにその通りであった。
壁をうまく支えに使う。
壁がない場合は人間を壁にしてうまくバランスを保つ知恵があるので、本当に甘えん坊である。
残念ながらトイレ大がうまくいかない。
お世話が普通の猫よりは大変だが、病気の影響もあるのか人を信じきっており、殺処分出来ず、引き出したボラさんのお気持ちがわかる。
とはいえ、私は一部の一瞬しかみないとはいえ、どの子も人が迎えに来るのを待っており、死んでいい子なんていないわけで、強靱な心で救い出してくださっているのだと思う。
ありがとうございます。
関東は例年にない大雪と、加えて故郷は突風が吹き、12日無人の実家は瓦が傷んでしまった。
思いかけずに色々とやる事があるうえに、胃カメラとCТは済んだけど、精密検査もまだまだ沢山、天衣無縫な猫達にファイトを貰って頑張る一年でありたいです。