ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

もっと光を!!

2013-07-06 10:15:43 | 猫病気

近況を貼り付けます。

もっと光を!!!

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前回の不死男の件に引き続き、お外では目が不自由だろうという三月生まれの猫ちゃんを7月2日に受け取り(ケアを不死男と交換し)、フロントラインプラス、翌3日に受診。
私が思いつく名前=座頭市×、スタッフさん=ヘレン◎という名前を付けていただく。
(三ヵ月で兄弟はバタバタ亡くなる地域、一緒にいたお母さんを不妊オペで離すので、子供は運よく受診。)
眼の治療のほかはプロフェンダーS、コンボテスト、三種混合ワクチンをする。体重は1・9㎏、熱も平熱。
残念ながら猫白血病ウィルスはプラスです。
里親募集はできないでしょう。
我が家のふとは以前プラスであり、現在12年ですが、
平均すると大体三年以内に亡くなる病気です。
この子が生きている間は、良く見えて、楽しい猫生でいられますように。
到着時は眼が痛くてぎゅっと閉じて大人しくしていましたが、すぐに目薬に反応、膿も溢れず、キツネ目に開いて頑張っています。

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大声で鳴き、一人でいくらでも遊ぶ、しゃんとした大人っぽい猫です。



診断の紙よりおさらい。
コードネーム「ヘレン・ミケラー」の病気は猫上部呼吸感染症で、急性期、亜急性期、慢性期のうちの慢性期だそうです。
慢性期=三週間経過しても治らない場合。症状の強さは、子猫の時の治療次第。
今回するのは、
インターフェロンω点眼→抗ウィルス(細胞を抗ウィルス状態にする)
L-リジン→ヘルペスウィルス合成阻害
抗生物質ドキシサイクリン →二次感染のコントロール


【目薬】
要冷蔵 ←猫インターフェロンが不活性化してしまうためだそうです。
「広範囲抗菌点眼剤ファルキサシン点眼液0.3% 杏林製薬㈱」に猫インターフェロンを加えたもの。
(以前は「硫酸ゲンタマイシン点眼液0.3% 日東メデック㈱」に猫インターフェロンを加えたものでしたが、ゲンタマイシンが無くなる。)

【L-リジン】
必須アミノ酸
ヘルペスウィルス合成抑制
適)猫上部呼吸器感染症、結膜炎、角膜炎

【ドキシサイクリン】
テトラサイクリン類に分類される抗生物質
細菌の蛋白合成を阻害し、分裂、増殖を阻害することにより、静菌的に作用する時間依存型の抗生物質。
適)クラジミア、マイコプラズマなどの猫の眼科疾患、犬の流涙症、眼瞼炎
注)胃腸への直接刺激を避けるため、食餌と一緒に投与する。
犬の眼瞼炎の治療では、数か月以上投与することがある。
歯の形成時期に投与すると歯が変色することがあるため、歯が形成される数週間は投与を避ける。
使用期限が切れたものは、腎毒性のある物質に変化する可能性があるため、長期にわたって保管し、再度使用しないこと。
  • 2013年7月5日 21:27
  • 全体に公開

  • しろりん 2013年7月6日 08:24
    ヘレン・ミケラー(笑)光を失わずに済むとのことで本当に良かったですね。
    Felvがベースにある地域で、兄妹が命を落とす中ここまで生き残ってきた子ですもん。
    たくさんのものを見て、たくさん食べて楽しく、願わくばふとちゃんのように
    乗り越えてくれたらいいなと思います。
    すでに暴走三毛の素質十分とお見受けしましたので(笑)睡眠不足には十分ご注意くださいww
  • みゃー大工 2013年7月6日 09:41
    > しろりんさん ふとは母子感染でないので生きていると思います。
    姉妹のマイナスのアカメが先に壮絶なガンで死んだり運命はわからないものです。
    ミケラー一族と一帯はこのウィルスがほぼ蔓延しているでしょう。
    でも、少しでも身体の苦痛や、そこでの繁殖を食い止めることが、
    猫の体力の向上、住む環境の向上につながります。
    だから今回少し協力させていただいた。
    300日、700日、900日目、必ずほぼ発症しても、その発症の日までが最高に幸せだといいですね。
    かねつぐちゃんのように。
    未来予測で暗いっていえばそうなんですが、
    (我々共通の悩みでお分かりでしょうが、結局テストをケチればこの案ずる苦労を抱えないわけで笑)
    まぁ、今現在は目を直し不妊のオペという最短な事だけを専念するしかないでしょう。
    治療は今日からは保護主にバトンタッチです。
    子供なので変温動物というか、熱は平熱でも、
    季節柄、クーラー、アイスノン大好き、アイスノン抱えて寝てます。
    出せ出せはしつこい、ウルサイですね。
    出すと一瞬でどこにいるのかわからないくらい静か。
    一人遊び大すき。
    群れずに毅然とし、人のあとはついてくるけど、
    猫にはシャーーッとカツを入れ、猫背でなく胸を張っている、
    お母さんを思い出し毛布はモミモミするのに、
    表向き孤高を気取る素晴らしいハンサムウーマンな猫です。
    血色がよく、ゲージのストレスとか与えず、うまくやれば長生きできる気はします。
  • 追記、本日午後出されたお薬とともに無事に保護主さんのもとに帰りました。可哀そう以上の事で、私に出来る事、猫が光を失ったのと失わないのとは、猫の今後のQОLが違うと思いましたので、家の先生に診せ出来る事をしていただきました。これをカンパや応援に代えさせていただきたく思います。
    引き続き帰ってきた不死男の検査もありますが、どうやら熟女の魅力にやられてサカリのようです。生死の次は生殖なのね。やれやれ。
  • ★スズメの件

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    くられんすも元気です。目白のエサがさらに良かったようです。
    ただ自力では食べません。
    庭に嘴の黄色いくられんすより立派な体格の若いスズメが死んでおり、
    数日前にフェイジョアの根本をピュンピュンしており、餌もあったのですが、飢え死にしたのかな?親がカラスにやられたようです。
    巣立っても、飛べても、餌がついばめないと生きていけない、
    他の若鳥たちは巣立っても、しばらく親と群れて、翼を縮めて餌をねだって学習している。

    くられんすの前途も頭が痛い。

    コメント (2)
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