曇り。23-19℃
今日も過ごしやすい一日。時折、家を揺らすような風が吹いた。
夜半、老猫を強制給餌後、猫トイレを綺麗か?と確かめたり、トイレに誘導もしたが、朝から粗相の始末に追われる。
自分でも、もはや何をしているのかわからないつまらない人生だったが、今日は偶然、自分の今迄してきたことが、少しは報われたような、
勿論、猫を助けてくれている友人にも情報を送ったが、素晴らしいドキュメンタリー番組に出会った。
私はスマホは小さすぎて苦手、眼鏡が必要、iPadがダメになってからは、敢えて使うようにしているが、きーじはスマホが好きだ。
どことなく、お利口に見えるw
さて、バイオリンを練習しようと思い、その前にコロナ情報を観ようとテレビを点けた時に、偶然その番組は始まった!
私は画面に見入ってしまった…。きーじはじゃれていたスマホを捨てて、にじり寄ってきた。
その番組は、2020年5月10日(日)放送
花子と先生の18年 ~人生を変えた犬~ 前編だった。
https://tver.jp/episode/71803938
私はお世話になっている獣医師さんの母校がここであり、「犬部」も知っていました。
獣医大の学生の時から太田先生は、保健所の犬を使用の実習、実験、その後の殺処分に疑問を抱き、模索しておられた。実験に使用する犬のお散歩、お世話をはじめたり、通常とは異なるコース、動物実験代替法による単位で獣医師の資格取得するなど、かなりの信念の人である。
卒業後、学生時代に保健所から引き取った花子と共に歩んでこられた先生は、不幸な命の蛇口を閉めるべく奔走するボランティア側の先頭に立ち、多くの命を無償で救ってこられている。
先生の言葉は全てが名言であり、聞いていると、多頭崩壊した飼い主や無責任な飼い主、行政と獣医師の立場、全てにおいて、現状の人の動物の命の扱い方を反省する。
実践の人にこう諭されたら、何も言えまい。少なくとも私はそうだ。
先生の下、猫ボラさん、犬ボラさんの大活躍も、見ものなんです。
先生と、先生の学生時代から生活を共にしてきた花子、
その花子も、やがて歳を取り、体内に腫瘍も出来ます、
プロの獣医師とは言え、先生にとって、花子は人生の良きパートナーであり、かけがえのない存在であるわけで、先生もある意味、一人の愛犬家に過ぎない訳ですが、お別れの時は刻々と近づいてきています。
後編は5月17日です!
動画があげられていたので、是非観ていただきたい内容です。
※上げた動画は消されてしまったので、ご自分で検索して、何とか辿りつけれればと思います。元々、見たくても見れない地方の方もいらっしゃり、この素晴らしい活動内容が伝わらなくて残念。
さて、老猫介護で、これまで何回もやって来たことでも、自分も年老いたのか、今回の介護は中々、力が湧きませんが、自分の人生にも、多少の意味があったような気がしてきました、何十匹かは救えたのですから。
疲れて、DIYの続きが出来ていません。けれどもこの並んだドアを見ていると、まぁ、よく、道具もないど素人が1000円のノコギリと一万のインパクトドライバーで頑張ったな、とw
テレビの中の太田先生の1DKでのお暮らしぶり、そして、その中での猫達の沢山のケージと猫タワーを拝見できて、何か、本当の私にとっての豊かさ、私の求めていた気持ちの救い方が解ったような、
先生のように、何か一つの目的に向かって、頑張れる気はします。
私が求めているものは、華美や贅沢な生活や、享楽ではないのですから。
夕方。
コロナ患者数の数も減っている、良い傾向。(検査自体が追い付かないとはいえ)
無理矢理練習をし、嫌々でも運動もする。クラッシックを聞きながらこれを書いている。
友人にも言われたが、結局、自分が書きたいことを書くのが良い、だから、面白い事は書けない、個人の備忘録に過ぎない。読みたい人が読んで下されば良いのだと。
これからは、何か別の事に時間をとられ、ブログを書く時間も徐々に減るかもしれません、これからは、コロナ禍以前の世界ではなくなっても、
まだ読まない本、まだ聞いていない曲、まだ出会えない素晴らしい事、また、今まで通りに持続したいこと、沢山あるのですから。心残りは減らしたいです。
でも何より大事な事は、コロナで倒れない事、うつさない事、みんなで自粛期間を頑張りましょう!