そう、6月も終わりなのはわかっている、
肝心な水がめにワンポイントで降らないくせに、べたべたの雨ふり、蒸し蒸しな湿度、
本格的夏が来る前に早くもばてはじめ、腰が重いが、6月号をぐずりながら書くのだーーー。
湿度が上がると、過去のマーキングのにほいがよみがえらね?号泣。
今朝何を食べたっけ?のボケていく記憶と闘いながらも、よみがえったマーキングのにおいと闘いながらも今日こそは書くのだ。
(だから、ボケ防止に毎日書けと思うが、習慣づかなくてのぅー)
今月はテーマが何個かあるので、さぁて、まず未来のある里親探し候補ちゃんのお話からいこう。
現在めいすぅさんのブログhttp://blog.goo.ne.jp/maysooの記事に登場のげそげそ君をお預かりしている。
写真は到着時すぐの写真。目までくぼんでいる。
さかのぼる事2006、7年あたり?うろ覚え?から活動を拝見し、同県、隣町、マイミクでもあるめいすぅさんが6月初めに道で病気の猫さんを発見!!(12月に一度見かけていたそう。)
そして、発見後すぐに結構名の通った獣医さん(私はその病院のブログのファン)に診察してみていただいたそうで、同席していないけど地域猫としてはやっていけない、それこそ飼い主がいる猫でも必死こいて大金掛けても助からないくらい危ない病状の子だったようである。
ТNRを行うと、◆ТNの時間とお金をひねりだす◆ТNの前にR出来ないくらいの状態の子に出くわすであろうし、◆無事Rした後も怪我や病気の子の苦しみを知る◆餌やりさんとの葛藤あり、自らも餌やりになる=またしても時間と費用を使うetc
の沢山のご苦労を背負うことになる。
この猫さんは大病になり、その場では果てなかった、人が大好きで通りがかりの一瞬を「この人は猫の味方」と見抜き「助けてー」と追いすがり、拾ってもらえた。幸運である。
個人のТNRなんて助成金に稀に当たっても、当たらなくても、普段から小さなパイを沢山で分けている現状、でもなんとか猫さんは病院にも行けた。家にも入れてもらえた。
限りある乏しい資源であっても、先生に最低限診てもらえ薬を処方され、せめて自宅で猫生の看取りを迎えることになったのである。
当時は全体からは膿臭ただよい、4本の手足は傷だらけ、口の中まで黄疸、食べれない、登れない、失禁したり大変な容態だったそうで、それでも渡された抗生物質が効いたのだろう、ブログを拝見すると保護して一週間あたりで、亡くならずに、なんと自発で黄染がひどいのに食べたそう。
しかし、尿は無色からビリルビン尿、体重は成猫で保護時1kgわずか、必死の介護をされ、めでたく200g増えたらしいけど、まだまだ回復への道は長そうに思えたし、
猫さんの頑張りを拝見し、そう素直には虹の橋にはいきたくなさそうに、
ようやく念願の飼い猫になれて、この世でもう一度がんばってみたいように見えた。
我が家にはアカメの遺品の栄養剤、酢酸リンゲルやネブライザー、酸素発生器2台も残り(発生器はめいすぅさんも所持)私も病猫が卒業して暇なので、我が家にゲージごと連れてきていただいた。6月8日土曜の午後の事である。
その後はミクシィの方に酢酸リンゲルの皮下輸液、毎日のビリルビン尿の写真、皮膚の黄染や舌の色の写真などをアップしてきた。
(もし興味がおありなら全体に公開しています。ミクシィでも同じハンドルネームなので見れますよー。足跡付け回したりもしませんよー。笑。)
上が近頃の尿。下が到着時からのビリルビン尿。
↑全身の皮膚が黄ばんでいた。
来たときから家で出来る手当てにはすごく反応が良かったし、大量に食べては休み、何より人がそばにいることがもう薬で、飼われたことがとても嬉しそうな猫ちゃんだった。
からからに脱水した状態で到着、未去勢なのだが、にゃん玉=睾丸さえ皮膚に張り付き、雌雄どっちだ!オペ済みかーーー?となり、唾液さえ出ないくらい苦労をしており、皮がびろーんと余るほどのやせっぷりにもかかわらず、
その皮で輸液テントが作れないほどのるい痩だった。
皮下輸液をしつづけ脱水が緩和された途端、にょっきり、ふるふる?みずみずしいにゃん玉が生えてきて、四肢の傷のかさぶたが取れ、と猫らしくなっていき、あたたかい応援もいただき、
我が家にも慣れてきたころ、6月18日に我が家の主治医の先生に診ていただいた。
書くのが面倒なので、ミクシィ記事を貼り付けようと思う。
未去勢の若い男子である。熱も平常。
まず脱水がひどく到着から輸液していたので血液検査は今回せず、
超音波とレントゲン2方向、ウィルスコンボテストが今日した事です。
エコーからは、心臓、腎臓は左右正常な大きさ、心拍からも、画像からも心臓の状態は非常によく、
腹水もないが、胆嚢・胆管が白い輪に包まれて通常写らないのに白い輪郭がある。
腎臓はいいが、肝臓が肥大しており、肝臓本来の問題ではなく2次感染であろう。
呼吸が荒く、レントゲンからは非常に綺麗な肺、胸水、リンパ腫もない。
単純に鼻のウィルス感染の後遺症のみがある。
皮膚より黄疸は少しみられるが、もう胆汁が流れている。
猫には何らかのウィルス感染により、まず膵炎にかかり、
その膵臓の炎症、腫れが、膵臓に平行に走っている胆管を押してしまうので、胆汁が出場所を失い、全身に黄疸が起こるのだそうです。
便の色はそれでほかの子より薄めなのだそうです。
良くおこるそう。
そして、脱水、栄養状態、内臓の位置すべて不死身の不死男は完治、あとやることは、
インターフェロン点眼液をいただいてかえってきました。
特にレントゲンからは膀胱に大量に尿、胃から腸すべてがパンパンに食べ物で膨らみ切っており、初めは腹水騒ぎだったのですが、下僕は嬉しいやら、恥ずかしいやらです。
肝臓が腫れているので、去勢は当分だめ、ワクチンは2か月待つ。
多分パルボも通り過ぎているかもしれない。
そーしーてー、猫の2大ウィルス、
エイズも白血病も陰性
体重は2.55kgあり、もう目薬以外良いそうです。
書き忘れた、内部寄生虫も駆除。
あと口内炎もあり、脱水や痩せを加速させた。
普通、単純に抗生剤数回で治る、あとウルソなどを使うそうです。
でかぷは使ったけど使わないで治ったし。
日本名不死身の不死男、(我が家のふじこと合わせて藤子不二雄)ドイツ名ジークフリードだぁーーーー。
めでたし。
尚、一日中ひっかけている鍵尻尾は、この子の可愛いらしいキャラなので先生は残したいそうです。いい先生です。
くられんすは診てもらえませんでした。
そうして、コードネーム不死身の男、不死男は我が家でまだまだ養生している。
富士子がすでにおるけど、マジ藤子不二雄というダジャレになってはいけないので彼は絶対に里親様を見つけたい。
ふじこふじおペアの写真
到着時一番心配して覗いていたふじこ。
今現在のお姿。
大人なのに小さくかわゆい、永遠の美少年好みの人向きな子です。(フランス名プティオ)
そーしーて、>診てもらえなかったくられんすって何なのさー?で、
次の記事へつづくのだー!
良いお顔をしています。
もっともっと幸せになって、今までの苦労を吹っ飛ばして下さいね。
保護主さん、みゃー大工さん。
感謝です。
いくら小柄でも、1キロ台の成猫は本当にスカスカで羽根のようでした。
耳は黄疸で深緑までいきそうだったですが、黒い耳なので本当にわかりづらいです。
毎日蛍光ラインマーカーのような尿で、「ああダメだ」と思っても、
「本猫の黄染が薄くなってきているので助かるかな?」が私の希望でしたが、
猫本人が「ようやく飼われた、やったぁー!」という希望で、ゲージの中で輝いているのが一番救いでした。
今では「ゲージから出せ出せ」言っていますが。
拾い主さん、またしても次のひどい現場を発見されています。
猫がこれ程多産でなければ大事にされると思います。
猫は好きですが、じゃまで行き場がないのを保護でなく、
希少な動物となってくれての保護に回りたいものです。
nekorondaさん、いつもたくさんの捨てられた猫ちゃんを保護してくださりありがとうございます。