多忙につき、メモです。
◆6月26日(金)一日中曇り。30-20℃
相変わらずの毎日が続く。
昨夜から老衰猫は元気を取り戻してきつつあり、一日の最後の強制給餌後も、一晩中起きており、階下で「餌だ」と騒いでいた。
朝、久しぶりに階段を上って私を起こしに来た時は、数か月前にまきもどされたビデオを観ているような気がした。
老猫は随分動けるようになって、餌の器も覗く。しかし、決して食べることは出来ないし、トイレで以前よりは倒れなくなったが、トイレ介助や摘便もしてあげなくては、やはり自力では何も出来ない。
猫カリシで、そげた唇が盛り上がり、毛が生えてきて、鼻くそも鼻水も消えて、かわいらしい顔になってきた。まだ涙の流れた跡が、剥げているが。
器用な寝方をしているw
とにかく猫は、ふらふらと、無駄な徘徊を始めた。折角入れたカロリーが勿体ない。
人の方は、曲がったキュウリの漬物、夏野菜の漬物の時期。若い時に、笠間のお土産で買った、この漬物の容器とは、一生付き合っていくのだろう。
猫の流動食のために一日中台所に立っているのが辛い、飼い主は食欲が消えている。
猫は半端なくお腹を減らす。
深夜まで、猫の給餌のために起きている日々。
◆6月27日(土)一日中曇り。31-21℃ 湿度80%!とにかくだるい。
猫は全介助だが、何故かだんだん気力満々に、再び騒がしい猫に戻りつつある。流動食を作っている間も待ちきれなくて、一階で、猫の目の前で、私が食餌を作っているのに、、、
私の2階の寝室まで、そこには居ない私を呼びに行く。面白い脳をしている。一階で準備を終えて、2階で、居ない私を探している猫を、また階下まで連れ戻すのが大変だ。これを一日何度でも繰り返す。
とにかく動けなかったのが、再び、階段を上り下り出来るようになったことが驚きだ。
お腹いっぱいになって、寝てくれると天使である。
今日はレッスンの日だ。
新しい洋服をおろした、少しクラッシックな色、カメオのブローチなどが似合いそうな、そんなベージュがかった古典的な無地のトップス、ホイッスラーの絵を意識した。そしてギャザーたっぷりの黒のボトムス。これらはバイオリンには似合う。
髪をきつく縛り、前髪はカチューシャで全開に、しかし、湿度80%にマスク着用はやはり暑いのだ。目に汗が入り、それがしみて痛い。コロナウィルスは目からも、という、顔はこすらない。
途中、本屋による、山積みにされたカミュ「ペスト」、残り少ないデュフォー「ペスト」どちらも欲しかった。そして一旦は手に取ったが、「これだけ発売されているのだ、いずれ大量に出回る古本でいいか。」と、購入せず。
到着。
時間まで、しばらく先生の超絶技巧をうっとりと聴いている。
ハイドン2曲をおまけで合格、そして難しいスケールの宿題。
待ち望んだレッスンはあっけなく終わる、物足りない、そして、何故か、今日はとても疲労感に包まれた…。きりがない難解なものに向かってつき進んでいる。
街を少し散歩し、食材を購入して帰る。ついでに不二家のシュークリームも。
お店の、ツバメにたいする心遣いが嬉しい。
疲れは取れない、帰宅するなり、老猫のお腹が空いたコール、お世話が延々続く。今日やったところの復習がすぐに出来ないのが辛い。
とりあえず、一日が終了。
◆6月28日(日)午前中は大雨。25-22℃
雨の日の猫は眠いはずだが、老猫だけが騒いでおり、何度も私を起こしに来る。輸液、投薬、トイレ介助、摘便、おむつ交換、、、
強制給餌をした直後からお腹を空かす、すざましい食欲、そして何故か多動。
ほとほと、こんな毎日に嫌になって疲れてしまった。そんなときに、偶然つけたEテレ「猫メンタル?」で『任務18年』(門田光代)という本の朗読を聞いた。
作家の愛猫が18歳でこの世を去るまでの話、途中からだったが、猫を想う飼い主の愛に何か救われた気がした。
私はあまりに看取りすぎて、このような優しい気持ちは、すでに過去のものではあるが…。(『任務18年』で検索すると沢山出てきます。)
今日も無事に終了。
◆6月29日(月)曇りのち晴れ。26-21℃
土曜日から薬が切れていたので、意を決してリウマチ科へ。お隣の東京のコロナ患者の増加数に驚愕、出来れば病院には行きたくない気分だ。
採血と検尿。
手の破壊が始まっている、手を使うほど破壊されるというし、コロナ禍でもう一段強い薬は使えない。副作用が危険だからだ。
手を使えないとなるとどうなるのか、そういう趣味に変えるしかないのだが。
あとは道具の持ち方が違っても、今のまま進むか。絵筆を腕に縛ったルノワールのようにね。
とにかく晩年の生き方を変えよう、しかしそれは猫が死んでからだ。私にはこの猫が重労働なのだ。現状維持で世話だけで9か月が終わった、今は何も進めない。
病院の三密どころではない混雑と、待ち時間、午後1時まで病院にかかり、ぐったり...。
勿論、ダンベル、猫の世話、練習、今まで通りにしている。帰宅してから猫の毛布も洗う。
猫は甘え切っている。飼い主を信じ切って、頼り切っている。
梅雨時に猫のアンダーコートは良く抜ける、
今回クロの抜け毛は凄いが、見ていたもじゃ公もブラッシングをねだりにくるなど、全介助に近いくせに、普段のように振る舞いはじめた。
猫は多分私から離れる気などないし、昔、ファラオの墓に、奥方や猫迄が道連れで殉死したように、この私を殉死させる勢いで私を使用しているとみたwww
今も、これを書いている途中で大騒ぎしている、ある程度のまとまった時間が取れないのが、解放されないのが辛い。
雨になるかと思ったら、綺麗な半月。
今日も無事に終わった…。
◆6月30日(火)曇りから大雨へ。29-22℃ 湿度の高い日が続いている。
各地の雨量と、主に関東のコロナ患者数を憂いでテレビを観ている。深夜から明日の朝までの雨量が心配である。
今日も猫は元気、ただし全介助なのは変わらない。その元気は飼い主を助けない、無駄に元気なだけだ。
6月も今日で終わり。何も成し遂げない日々、音楽は一ページごとに難解になり、もう一つのやり始めた学びはコロナで自粛、コロナの自粛、情報で鬱気味、県、市でも、毎日患者が出ている。
そして、訴えの異常に多い、絶対に死なないと頑張る猫の世話でDIYは中止の上、心も財布も時間も、くたびれ切っている…。そして苦手な夏が到来。
普通の生活に戻そうとしているが、現在、ネタは猫の介護しかない。
今日の老猫は異常に元気、そして凄い食欲、強制給餌の量と回数が増えた。
給餌をしても、今までの時間より早くお腹を減らし、ウロウロし、鳴かれる。大人しく寝てもらうのは、とにかく、人の都合の良い時間でなく、猫の都合の時間に合わせるしかない、そして大量に口に入れてやる事。一日中お世話して、不規則な生活で疲れ切っている。甘えて訴える鳴き声を聞くのが辛い。猫>人で回っている。
そういうわけで、この猫を生かすために、私は今生きているようなものであるw
早いもので一年の半分が過ぎた。
さぁ、来たる7月はどうかな?少しは計画していた事が出来るのだろうか…。
実現するといいね!!
そら出来んわな。
ほかにこれといった用事がないおらが出来んのやから、
諸般の用向きに忙殺されているみゃーさまが出来るはずもなかろうが。
ただし、いずれは出来るようになります、これもまちがいありません。
じゃね!
なかなか猫の件でパソコンの前にゆっくりしていられない、また、そうするなら寝ます、病気で全身も強張っています。
コメント、どうやら伊豆君様に一票w
◆たんぽぽ様。
いや伊豆君の言われるように、何もできません、
暇も体力もない、疲労困憊で参っています。
◆伊豆君様。
大正解!、何もできないのです、
しかもこの気候の変動、リウマチが悪化して、痛みで参っています。
色々あり(すぎwwww)ましたが、これからもよろしくお願いいたします♡
先生がバイオリンが上手くなったとおっしゃるので、伊豆バリウスの出番も間近でしょうか?
(ぜひとも、今の練習用の楽器から脱皮したいものです。)