3月5日、日曜日の〆は、「シリーズ甘利議員のしたこと、徹底検証」のその1、「甘利明労働大臣から始まった。非正規増大、長時間労働促進」。
講師は、日本共産党国民運動委員会・労働局の筒井晴彦さんです。
神奈川13区の甘利 明議員は「自民党の大物先生」ですが、例のURへの口利き疑惑で国会を休み、「回復」して出てきても、有権者に『納得のいく説明」はなされていません。 この13区でも、「市民と野党の共闘」を求めつつ、独自の学習会をはじめました。
表題の学習会では、講師が独自に創っていただいた「パンフレット」が、とても判りやすくてすばらしい!!
甘利さんが労働大臣に就任した翌年の1999年に、①職業安定法の改正(有料職業紹介の取り扱いを拡大) ②労働者派遣法の改正(対象業務を原則自由に。「専門業務」を16から26へ。)
これを契機にドンドン改悪され続ける「労働者派遣法」
2003年・・・①派遣受け入れ期間上限を1年から3年に延長
②「物の製造」への派遣を解禁
③事前面接を可能にする紹介予定派遣の法制化
2011年・・・労働契約申し込みみなし規定導入(施行は5年後)
2016年・・・①期間制限を事実上撤廃
②専門業務と一般業務の区別を撤廃
③派遣先の雇用責任を免責
いまや、日本は「派遣大国」ですと。
①派遣事業収益が世界第1位(世界の派遣事業収益の24%を占める。)
②派遣会社数では2万社で世界第1位
③派遣労働者数では第1位はアメリカ 第2位が日本。日本でその数109万8千人!!
**働き方改革、長時間労働については、高久議員が一般質問で市長に問います。