かの夏目漱石から鰻大好き歌人斉藤茂吉、池波正太郎まで、数多の偉人達を魅了した竹葉亭。
鰻大好き凡人のワタクは、年の瀬のこの日が竹葉亭デビュー。
年末の買い出しでごった返す築地市場を横目にてくてく歩いてたどり着いた威厳ある門構え。

やや慄きながらも、

こちらの入り口を潜れば気軽なテーブル席に案内されるので心配無用。
5分ほど待って着席。
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この地の老舗鰻屋にしてはリーズナブルとも言える。



この地の老舗鰻屋にしてはリーズナブルとも言える。
ビール中瓶(715円)

たっぷり歩いたのでビールがやけに美味い!

たっぷり歩いたのでビールがやけに美味い!
せっかちな私は普段待つのが何より嫌いだが、鰻の焼き上がりを待っている間はこの上無き多幸感。
逆に予約してすぐ提供される鰻にはやや興醒めしてしまう。
この日
幸せなひと時の相棒は、
鰻肝時雨煮(880円)

オツですなぁ。
鰻お丼(3520円)

焼きの香ばしさはほぼ感じず、蒸し強めで柔らかさ重視の鰻。

焼きの香ばしさはほぼ感じず、蒸し強めで柔らかさ重視の鰻。
タレは江戸老舗の矜持か醤油強めでキリッと辛め、貫禄の切れ味。
セットのお吸い物の具は肝ではないけれど、念の入った丸がいい。
ただ塗りの丼は後半滑ってやや食べ辛い。
でもこのお値段で楽しめて満足。
おいしかったです
ごちそうさま
20221229
■今回行ったお店
店名:竹葉亭 本店
住所:東京都中央区銀座8-14-7