サッカーに詳しくないヴェルディサポーターの観戦記

サッカー素人がはまってしまったヴェルディ応援ブログ

2017年 J2 第42節 HOME 徳島ヴォルティス戦

2017-11-20 19:23:56 | 日記
アウェイ京都戦から1週間、通勤中や帰宅中、仕事の合間などこの試合のことばかり考えていた。
徳島は強い、引き分けや負けじゃたぶん無理、勝つしかない、でも大丈夫かなぁと、頭の中で勝手に色々シミュレーションをして不安になったりしたんです。
いつもだと不安のままになるんですが、今回は不思議と必ず最後に、いややっぱり勝てる!絶対に行ける!って思えたんですよね。
選手そしてチームが大きく成長して、シーズンを通して積み上げたものがどのチームよりも大きいという自信があったからだと思います。

まあなんつう日程になったというか(笑)
開幕戦と同じカードで、開幕戦が終わった後ヴェルディサポーター以外の人で、誰が最終節で両チームがプレーオフ圏内でプレーオフを争うって思っていたでしょうか。
結構直前でも、経験がないヴェルディが落ちるって言われていましたし。
こんな痺れる状況をホームで迎えられるなんて、神様が舞台は整えたよと言ってるんだと勝手に思い、緊張感もありながらもワクワクしながらスタジアムへ。

試合前ですが、AlegriAのライブは良かったですね。
ボーカルの方のあのメッセージ(気持ち)が私は好きです。
それとヴェルデインパクト盛り上がって最高でした。
あれのおかげで緊張感もとれ、さあ選手を後押しするぞ!という気持ちになれた。

スタメンですが渡辺が体調不良のため急遽欠場で、潮音が久しぶりのスタメン。
渡辺の名前が無かったときはビックリしましたが、潮音で全く不安はなく、むしろ潮音がやってくれると思っていました。
また、リザーブには橋本が入りました。
これも心強かった。
こういう試合に橋本がいるのはすごく大きかったし、今年のヴェルディの強みでもあると思います。

前半ですが、徳島がエンドを変えてきてきました。
これは揺さぶりだったんですかね?
去年だったかホームでどこのチームか忘れましたが1回あって、結局勝てなかったなぁとちょっと悪い予感がしたんですが、結果的にこれはうちにとっては良かったのかなと。
試合開始からしばらくは徳島が押し込んでいましたが、幸輝の突破で勢いをつけ徐々に盛り返していく展開。
そんな中、FKから平の先制ゴール。
こういう試合でセットプレーから得点できたのは良かったですね。
平のゴール以外にも、アランと畠中の惜しいヘッドがあり、前半はチャンスの数ではヴェルディのほうが上回っていたと思います。

後半、徳島が圧力を強めてくるのは分かっていたので、なんとか15分ぐらいまでは耐えてほしいと思っていたんですが、徳島の監督がコートを着たんですよね。
あれ完ぺきにゲン担ぎだと思います。
だって、わざわざベンチから出てピッチに近づきながら着てたもん(笑)
それが見えた瞬間、うわっコート着たよって思っちゃったし、そしたらゴール決められるし。
後半開始早々の失点で、よくないなぁとは思ったんですが、意外とショックは小さかったかな。
徳島相手に1失点は覚悟していたし、これがリードされてたらショックだったと思いますが、まだ同点にされただけで、ここから仕切り直しでまた突き放せばいいだけだったんで、そこまでショックは受けずに切り替えられました。
その後しばらくは押し込まれていましたが、押し込まれていた割には徳島にチャンスはそんなに作らせていませんでした。
徳島が崩しにかかってきて、そこ侵入されたらやばいとか、そこ通されたらやばいなって所に、必ずヴェルディの選手がいて、決定的な仕事はさせてなかったんですよね。
ボールは持たれているけど、やられる感じはなかったぐらい、守備は安定していたと思います。
今思えば、試合中井林がいないって事すっかり忘れていました。
また、エンドがいつもと逆だったのが、後半のヴェルディに力を与えたんじゃないかなと思っています。
いつもなら後半は呼び込む感じですが、この試合は選手を後ろから支え背中を押すような感じに。
押し込まれている状況でも、耐える選手を後ろから支えるような感じになったんじゃないかなと。
選手とサポーターの声で跳ね返していた、そんな感じに見えました。
まあ欲を言えば内田のゴールは目の前で見たかったかな。
安在のシュートがライン上でクリアされ、畠中のヘッドがポストに当たり、正直やっぱりだめなのかって。
そしたらポストの跳ね返りから混戦の中、内田が押し込み決勝ゴール。
ゴール前混戦だったから、ゴールしたのがよく見えなかったので、みんなよりワンテンポ遅れて喜んでいました(笑)
この時だけは、いつも通りのエンドでやりたかったなと思いましたね。
あの流れで決めるんだから、今年のチームはやっぱり違いますね。

そして試合終了。
ヴェルディが5位に上がり、徳島がプレーオフ圏外へ。
明暗がはっきりと分かれちゃいましたね。
勝敗を分けた要因に、不用意なファールの数の差があると思います。
徳島はファールからのFKで失点。
カードも4枚もらっていて、それもプレーに少なからず影響はしていたはず。
余計なファールはしない事は、ヴェルディがシーズン通して取り組んで来たことで、それが最終節に勝敗を分ける要因になるとは。
勝負どころで勝敗を決めるポイントになるっていうのが、監督は分かっていたんでしょうね。



柴崎
シーズン最終節の大一番でビックセーブ3本!頼もしいの一言。ビックセーブをしても当たり前という感じは、ディフェンスラインに落ち着きを与えてくれたと思います。第4キャプテンの出番はなかったですね(笑)

田村
キャプテンマークを巻いてのプレー。声を出し大きなジェスチャーでディフェンスラインをまとめていました。田村がキャプテンだったシーズンはチーム状況がよくなく、田村も辛いシーズンになったと思うので、田村がキャプテンの試合でこういう試合ができたことは本当に嬉しい。ちなみに、前半と後半でキャプテンマークが違った(前半赤、後半黄色)のは、何か意味があったんですかね?

畠中
失点しても、押し込まれる時間が長くても、焦らず落ち着いてプレーする姿が頼もしかった。幸輝に出した左足でのフィード、10本やって1本上手くいけばいいって言っていたけど、その1本がこの大一番で出せるのは成長した証だと思う。セットプレーから惜しいヘディングが2本あったけど、ゴールはプレーオフで期待しています。


そろそろゴールがほしいと思っていたらこの試合で決めるとは。井林不在のなか、派手なプレーはないが落ち着いて対応するプレーは見ていて安心したし、いいときの平の姿だったと思う。少し前に怪我があったけど、この試合平がいてくれて本当に良かった。

安在
実は脚の状態が心配だったんです。京都戦の後京都駅で見た安在は足を引きずり、階段を上がるのも辛そうな感じでした。でも心配なかったみたいですね。先制点のアシストや決勝点につながるシュート、おもいっきり縦に切り込む動きしていて、むしろ京都戦より良かったかも。右SBでもシュートを打つチャンスが来ているので、次は喜び未遂にならない、久々のアンカズドン期待しています。

内田
群馬戦といいこの試合といい、劇的なところで決めてくれます。守備でも危険なポイントには必ずいて激しく寄せていく。変な交わされ方をすることはなく、ボールを奪えなくても相手を自由にさせない。これをさぼることなく繰り返す。責任感を強く持ってプレーしているのが分かる。そういう選手の前にボールは転がってくるのかもしれない。

潮音
渡辺の体調不良により急遽スタメンでの出場。大一番でも飄々とプレーし、ターンで交わすなどらしさは出ていたが、インパクトは残せず。後半のあのチャンスは確実にミートして決めてほしかった。怪我の具合が気になります。軽い打撲ですんでいればいいのだが。

梶川
2試合連続フル出場。攻守に最後まで献身的にプレーしていた。先制後サポーターを煽ったり、得点後の喜び方を見ると昇格への強い気持ちが伝わってくるし、それがプレーにも出ていて、ここに来て調子を上げている要因になっていると思う。キックの精度も良く、プレーオフでもセットプレーは期待できると思う。直接もあるかも。

アラン
ボールが来れば体を張ってキープしてくれるし、守備もサボらず献身的に動く。決して悪い出来ではなかったが、ちょっと物足りない感じも。相手GKにファインセーブされたヘディングはあったが、それ以外シュートチャンスが無かったのが気になる。

幸輝
走り出したら止まらない!まさにこの試合での幸輝がこれでした。、最近は力強さも加わり相手と競っていてもお構いなしで突破をしていく。ただ周りが見えていないわけでもなく、2人でプレッシャーをかけられたりしたら細かくつなぐことも出来る。前半から攻守に相当とばしていて、最後までもつか心配でしたが、心配の必要はなかったみたいですね。夏ぐらいまでは後半足をつることがあったんですが、後半もあれだけ走れる姿を見ると、心も体も相当コンディションがいいんだと思います。

ドウグラス
ここ最近ゴールはないが、それでも存在感は抜群。前を向いてボールを持てば簡単にボールを取られることはなく、先制点につながったFKを獲得したのもドウグラスのドリブルだったし。ファールを見逃されたり取ってもらえずイライラすることが多く、そこがちょっと気にはなるが、ゴールを奪うことでスッキリさせちゃいましょう。

橋本
久しぶりの出場。それを全く感じさせず、しかもすんなり試合に入れるのはさすが。橋本が入ったことでチームがより機能するようになり、それが勝利につながったはず。プレーオフでベンチ入りするかは分かりませんが、この試合を見ていると橋本は必要だと思う。静かなベテランの意地が見えたし、それは大きなアピールになったはず。

カルロス
幸輝のクロスに素早く反応して、相手DFと距離を作り完ぺきなトラップ。シュートまで行けなかったが、4人に囲まれてもボールを失わず安在につなげ、それが決勝点につながっていった。あのトラップは凄かった。あれが出来るから、囲まれてもボールを失わなかったんだと思う。いつも言っていますが、あとはゴールだけ。ここまで取れなかった分を挽回できる舞台は整いましたよ。

大輔
あの短い時間で、どれだけスプリントして走ったか。短い時間でも大輔がどんなプレーしたかはっきり覚えている。使われ方は不本意かもしれないが、それでも苦しい時にチームのためにプレーできる必要な選手。次は熊本で雄たけびを上げるぞ。


橋本が久々にベンチに入ったのは、大一番でああいう展開が予想できたからなのか、それとも渡辺の体調不良で急遽入ったのか、どっちなんだろう?
やはり大一番で橋本のような選手が必要で、監督が決めたっていうのも考えられる。
渡辺の体調不良からのベンチ入りだったとしたら、運がよかったってことだし、ヴェルディにまだまだ運があるってことになるのかな。
プレーオフはどうなりますかね?
まずは、渡辺と潮音の状態がどうなのか?
もし出場が難しかったり、スタメンから使うのが厳しいとなったら、橋本のベンチ入りはあるだろうし、スタメンは善朗にしてほしい。
ここ2試合ベンチにはいるが、出場はなし。
善朗には、今ため込んでいる気持ちをプレーにぶつけてほしい。
やっぱり10番がプレーする姿、そして輝いている姿が見たいんです。

そしてこの試合出場停止だった井林。
井林には大一番休んだ分、福岡戦では福岡(特にウエリントン)を抑え、それだけじゃなくゴールも決めてもらうぐらいの活躍を期待してます。

さてプレーオフ最初の相手は福岡。
まあ福岡でも名古屋でもどちらでもよかったです。
2つ勝たなきゃいけないんだから、今さらどこが相手でもかわりませんよ。
福岡のサポーターの方はヴェルディでよかったみたいなこと言っていましたね。
徳島→攻撃力が高く簡単には勝てなさそう
松本→色々対策を練ってきてやりづらい
千葉→7連勝で今一番勢いがあるから、できれば避けたい
こんなイメージで、うちでよかったってことなんじゃないでしょうか。
まあ確かに、今シーズンは1敗1分で1点も取ってないですよ。
福岡は引き分けでもいいんだから、失点さえしなければいいわけだし。
そうなるとうちが一番やりやすいイメージなのかな。
さあどうなりますかね。

熊本行きますよ。
日帰りで、行き飛行機、帰り新幹線。
多少高くついたかもしれませんが、もうこの状況でそんなこと知ったこっちゃありません。
他人に人生乗っけてますから!
それで多少でもお金が回るんだから、ちょっとした経済効果になって、日本や地方のためになるんじゃないですかね。
結果がどうなるかなんて分かるわけないけど、それでも行きますよ。
この状況で、一人でも多くのサポーターが行くことがチームの力になれるというなら、喜んで行きます。
あと2回みんなで喜びたいんです。
勝つよ!
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