《ヴェルディ》 ２０１９年 J２ 第２９節 ＡＷＡＹ 水戸ホーリーホック戦

１－２で勝利！

前節書いたその先が多く見られた前半だった。
シュートもクレビーニョの挨拶代わりのシュート以外は可能性を感じるシュートばかり。
シュートへの意識が強くなったのもあると思うが、それより「もうシュートしかない」という形にもっていけたからなんじゃないかなと思う。
水戸相手にあんなに簡単にパス回しができシュートまで行けて、立て続けに２点取った時は正直信じられない気持ちでした。
前半の終盤水戸に押し込まれましたが無失点で終え(これも大きかった)、振り返ればあと２、３点とっててもおかしくなかったなと思える前半でした。

後半は水戸も勢いを強めてくるだろうから、なんとか１５分～２０分ぐらいまでは失点しないで凌ぎたい。
そうすればこの試合いけるんじゃないかなと思っていたんですが、８分に失点。
ここからは生きた心地がしませんでした。
押し込まれボールがキープできず陣地回復もできない。
プレーがなかなか切れず、切れても相手ボールとなる時間が長くそろそろヤバいかもと思っていました。
そんな時に個人的には助かったなと思った場面が。
記憶が曖昧なので時間や選手は覚えていないんですが、後半期３０分過ぎぐらいだったと思います。
ヴェルディの選手と水戸の選手で競り合い水戸のファールが取られ、ヴェルディの選手は立ち上がれず試合が一旦止まる。
これを見たとき流れが１回切れ一旦落ち着けるるので助かったと思いました。
私の感覚ではこの後水戸の圧力が少しトーンダウンしたように見えたし、ヴェルディの選手も落ち着きを取り戻したように見えた。
澤井が右サイドを切れこんでチャンスも作れたし。
あれ決めれてたら試合の絞めかたとしては最高だったんですが。

印象に残った選手はクレビーニョ･山本･森田･レアンドロ
クレビーニョ
何がなんでも自分でなんとかしようとするタイプではなく、周りを活かし自分も活かされるタイプかな。
足元も上手いしパスも通せる。
それでスピードもある。
守備はもう少し慣れが必要かも知れないが、上手い対応で奪いきる場面もあって全くダメって感じではない。
周りとの呼吸が合ってくれば、クレビーニョも周りの選手もいいプレーができて面白い右サイドになりそう。

山本
やっぱりアンカーでのプレーが一番いいような気がする。
寄せられても奪われないし、縦につけるパスなど山本のパスから攻撃が始まっているような感じ。
１７歳にして完全にチームの中心になった。
これでミドルとかをズドンと決めてくれたら言うことないです。

森田
プロ初ゴール！
シュートまでの流れが素晴らしかった。
前半は、これが森田だというプレーを見せてくれたと思う。
この活躍が単発で終わらず、次節以降も継続していってほしい。

レアンドロ
こんなにチャンスに絡むレアンドロを見たのは、ヴェルディに来て初じゃないかな。
どれか１本決めてほしかったが。
２点目に繋がった森田へのパスは、周りに相手選手が数人いてスペースがなくてもボールをずらせばコースは出来ると監督がコメントしていたそのプレーだと思うし、ああやって普通にやるところはやっぱり持っているものが違うんだなと。
怪我せずにこのまま行けば２桁ゴールだっていける気がします。

次節はアウェイで長崎戦。
水戸戦の前半のようなサッカーをどれだけ出来るか？
相手が対策をしてきたときにどう対応出来るか？
水戸戦で得た自信を胸に、出てきた課題を克服して長崎を撃破して来てほしい。
長崎には行けないので、長崎に行くサポーターのかたよろしくお願いします！