サッカーに詳しくないヴェルディサポーターの観戦記

サッカー素人がはまってしまったヴェルディ応援ブログ

《ヴェルディ》2022年シーズン J2 第8節 HOME 大分トリニータ戦

2022-04-04 15:23:58 | 日記
1ー0で勝利!

・試合メンバー

GK
久弥がプロ初スタメン。
スタメン見た時に正直ビックリした。
雨予報でピッチがスリッピーになるとふんで、足元の上手い久弥を選んだのかも。
DF
前節と同じ蓮・谷口・ボニ・山越の4人。
MF
山本が帰国後の即スタメン復帰。
IHは前節から阿野が外れ、一列上がった梶川と森田。
FW
WGは右は前節欠場の小池、左杉本。
CFは凌我。
サブは久弥と長沢が入れ代わった以外変更なし。
阿野は負傷によりメンバー外に。

・試合感想
試合が始まりしばらくは大分にペースを握られ、何度か決定機も作られた。
長沢が外してくれた決定機が1番危なかったが、あれを見た時に町田戦でも同pじような展開で、町田戦のような試合になるかも(勝てるんじゃないか)と思っていました。

その後、山本もコメントしていましたが守り方を少し変えて上手く対応できるようになり、少しづつペースを掴む。
大分相手に不安だったのは、大分も後ろから繋いでいくスタイルのチームで、さらに去年までJ1を経験していたので、ヴェルディの守り方が通用するのか?
それとヴェルディのビルドアップが上手く嵌められて前進できないのではないか?
この2つが不安でした。
しかし試合中にこの不安を感じることはなく、ここまで積み上げてきたことと、今シーズンここまでの成績は間違っていないと自信になりました。

ゴールはプロ初ゴールの蓮。
凌我のキープから左サイドへ展開して梶川へ。
梶川は相手を引き付け蓮にパス。
パスを受けた蓮が宣言通りシュートを打ち、見事ゴール!
たぶん大分GKはボールが見えておらず、上半身を若干右に傾けボールを見ようとしていた所にシュートが左に来て、重心が右に乗っていたため足を出すしか出来なかったのかも。

後半途中からは大分が押し込む展開だったが、決定機はなんだかんだでヴェルディの方があったような気がする。
ヴェルディにとってよかったのは、長沢と呉屋が退いてから大分のセットプレーが多くなったこと。
逆に言うと、あの2人がいる間はあまりセットプレーを与えなかったので、それも良かった。
終盤大分がパワープレー気味にきたが、ただ闇雲に放り込んでくるのではなく、繋いで繋いでサイドから入れる事が多く、時間をかけてくれたのは助かったかなと。
ヴェルディは最後まで走りボールに寄せ身体を張り跳ね返し続け、見事1点を守りきり勝利!

・出場選手
久弥
プロ初出場で無失点勝利!
去年アウェイ山口戦で初のメンバー入り。
サポーターへの挨拶でスタメンの柴崎から音頭を任され、満面の笑みとガッツポーズを見せてくれた。
この試合では誰に譲ってもらうことなく音頭をとり、ガッツポーズは無かったが満面の笑みでサポーターに応えた。
身のこなしが素早く、ドライブシュートを止めたセーブは格好良かった。
ここから久弥がどんなシーズンを送ることになるのか楽しみ。

山越
だいぶSBでのプレーが板についてきた。
パスを出す先も面白いところに出すようになってきて、慣れてきたことで色々見えるようになってきたのかも。
やっぱりクロスの質がいい。
これは今のところ深澤より上だと思う。
深澤が戻ってきても簡単にはポジション取れなそう。

ボニ
だいぶ感覚は戻ってきたんじゃないかな。
連戦で試合が立て続けにあった方がボニにとって良かったのかも。
パスの精度も良く、山形戦に続き裏を狙う小池にドンピシャのパスを通した。
もしかしたらホットラインになるかも。
馬場が離脱っぽいが、ボニが復活した今なにも問題はない。

谷口
呉屋や長沢とのバトルは全く負けていなかった。
プレッシャーをかけられての慌てることなくパスを繋ぐもしくは前に運べるし、広角へのフィードや縦パスの精度も良く、ルーキーというのをすっかり忘れて見てました。
ボニとの息も合ってきていて、それも無失点の要因だと思う。

プロ初ゴールが決勝点!
ヴェルディのSBの役割を完全に理解して見事ゴールを決めた。
守備の面でも試合毎に安定してきていて、あとはアシストでも決めたら言うことなし。
まだまだ良くなるはず。

山本
帰国後即スタメン。
やはりJ2ではレベルが違う。
そろそろとんでもないミドルを決めてくれそう。
担架に乗せられた時はドキッとしたが、とりあえず問題なさそうで良かった。
全然関係ない話だが、ウォーミングアップでサポーターの前に並んだときに山本を探したが、なかなか見つからず。
チームの中では大きい部類に入るのでその感覚で探していたんですが。
よーく見てみたら佐古の隣にいました。
佐古の隣は誰でも小さく見える(笑)

森田
復帰後初のフル出場。
前節もほぼフル出場だったので、連戦でフル出場はコンディションがいい証拠。
前半はちょっと足にボールが付かなかった感じだが、後半は良くなりチャンスも作った。
あのロングシュートは決めたら盛り上がったなぁ。
ゴールを決めれば一気に変わるはず。

梶川
お休みもらえず。
さすがに足にきていたようで、後半途中で交代。
ただ交代するまでのプレーではそんなこと感じさせず。
ただセットプレーでは前に引っ掛かるキックが多く、疲れの影響があったのかも。
アシストはさすが。
何アシスト目?

小池
らしい裏抜けやゴール前での落ち着いたプレーを見せてくれた。
本当にあとは決めるだけなんだよなぁ。
きっと決める時は簡単に決めてくれるはず。

杉本
プレスは大分相手にも十分通用していた。
あと少し場面が何度かあった。
チャンスはあっただけに、おじいさんおばあさんと後輩の前で決めたかった。

凌我
この日の凌我は、シュートチャンスは無かったが、とにかくボールが良く収まり巧みにキープしていた。
蓮のゴールも凌我にキープから生まれた。
試合で出せるものが確実に増えている。

石浦
ループシュートが1本。
大きく外してしまったが、あの発想が石浦らしいし、らしいプレーを出せるようになってきたということ。
去年の終盤チームが好調の中で、石浦は途中から入っても流れに乗りきれない姿があった。
しかし今はそんなものは一切感じさせず、頼もしさと安心感がある。
セットプレーのキックも良く、そのうち直接もありそう。

新井
やはり警戒はされていましたが、それでも交わしていく場面もあって、今の新井を止めるのは簡単ではない事が分かった。
次節は先発からホームのサポーターを沸かせてほしい。

バイロン
いい形でボールが来ず、あまり攻撃には関与出来なかった。
守備ではスプリントを繰り返しボールを追っていた。
行くときと行かなくていい時の判断も悪くない。

弘堅
ああいった展開で弘堅がいるのは本当に心強い。
時間は短かったが、無失点での逃げ切りに力になったことは間違いない。

・全体を振り返り





遠方で寒暖差のあるアウェイ2試合もあった連戦を2勝1分で乗り越えた。
負け試合を引き分けに出来、逆転勝ちでの大勝もあり、1ー0で勝ちきる試合もあった。
色々な試合展開でも負けることなく勝ち点を積み上げられているのは、本当に成長した部分だと思う。

開幕からアクシデント続きで連戦に入ったが、プレー出来る選手でやりくりした結果、この時期にして層が厚くなったと感じる。
緊急で右SBに入った山越も試合毎に良くなり、右SBは一気に層が厚くなった。
ルーキーの蓮と谷口が完全な主力となった。
ボニや山口のアクシデントがなければ、もう少し遅めのデビューになっていた可能性もあったはず。
中盤でも試合でらしさを出せるようになった阿野や、確実に逞しく戦える選手になった石浦が試合で存在感を見せている。
GKでは長沢が2試合出場し、久弥もデビューした。
この連戦を乗り越えたメンバーに、メンバーに入り出した佐古・宮本・山口・橋本・西谷がいて、さらに離脱中のマテウス・高木和・平・馬場・深澤・奈良輪・井出・稲見・端戸・河村・阪野が徐々に帰ってきたら、メンバー選びを含めワクワクしかない。

大卒ルーキーの谷口と蓮を見ていると、河村・稲見・宮本にも期待するし、早く長い時間プレーを見てみたいと思ってしまう。
谷口と蓮の活躍は確実に刺激になっているはず。

ユース上がりの選手が戦えるようになったのも見ていて嬉しい。
あれだけ激しく走り守備をしながらも、自分の良さを出せるようになった。
しかもやらされている感が全くなく、むしろやりがいを感じているように見える。
いい若手がいる。
よく言われるフレーズですが、ここ数年その言葉は聞くけど、どの選手も何がいいのかが試合を見ていて分からない事が多かった。
それが去年の終盤から、それぞれの良さが試合を見ていて分かるようになったし、見ていて凄いと思わされるプレーの連発で、今はユース上がりの選手がボールを持つと期待しかない。

まだ8試合が終わったばかり。
下馬評は低かったチーム。
去年は琉球や新潟が最初突っ走っていたが見事に失速している。
うちはそうならぬよう、一戦必勝でここからも全員で戦っていきたい。
コメント
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