《ヴェルディ》２０２２年シーズン J２ 第２６節 AWAY 大宮アルディージャ戦

２ー２で引き分け

・試合メンバー

栃木戦後コロナ陽性者(濃厚接触者含め)が５名出てしまい、前の週と合わせて６人に。

スタメン発表が遅くなり色々心配したが、発表されたスタメンはこんな感じに。

主力数名の名前がなくショックだったが、代わりに出る選手に心配はなかった。

高木和は前半戦の守護神、西谷はフロンターレ戦や前節栃木戦にスタメンで出ている。

そして山口は、去年のプレーを見ていれば期待しかなかった。

主力でこの試合にいなかった選手はたぶんコロナになってしまったのだろう。

弘堅はツイッターに投稿をしていたから、もしかしたら濃厚接触者だったのかも(陰性判定)。

残りのメンバーは天皇杯に向けて連れて来なかったのかも。

山越や平はメンバーに入っても良さそうだったが、山越は怪我から復帰したばかりで連戦は避けてメンバー外、平はCFがいなく佐古を使うプランがあったためメンバー外。

この２人がコンディション的に問題なければ、天皇杯はスタメンの可能性が高そう。

あとは大宮戦のリザーブメンバーが天皇杯のスタメンで出る可能性が高いんじゃないかな。

・試合感想

この緊急事態の状況でよく追いついたと思う。

ただ、このメンバーでも十分勝てる可能性があった試合だったと思うので、悔しさもある。

失点はミスもあるもったいない形だったが、それでもチームは負けなかった。

この経験を成長に繋げ、チームを助ける見せてくれるようになればいい。

ゴールの場面はどちらも最高だった。

先制点は山口らしいスプリントから鋭いクロス、そこのに河村らしいダイビングヘッド。

それぞれの良さが出た素晴らしいゴールだった。

緊急事態の状況で得たチャンスを見事に掴み、チームを救った。

ATの同点ゴールは、若いメンバーでよくあの形を作って決めたと思う。

FPでは新井(２５歳)が年長者だったらしい。

佐古をCFに入れパワープレーに行ったが、ただ闇雲の蹴るのではなく、サイドからのクロスの形で、落ち着きと思いきりのよさを出して決めたゴールだったと思う。

蓮が思い切り飛び込んで決めたが、佐古も蓮がいなくても佐古が決めていただろうし、１つ後ろには宮本もドフリーで走り込んでいた。

全員が諦めずゴールに向かっていって取ったゴールだと思う。

正直大宮に助けられたのはあると思う。

全体的に強度は低くどこか緩い感じもあったので、あのメンバーでもやれたんだとは思う。

特にリードして時間が経つにつれて、時間を稼ぎながら逃げきるのか、止めの３点目を取りに行くのか、どっちなのかが分からずそこにも助けられた。

ちょっと前のヴェルディのような感じで、余裕は全く感じられず、同点の場面は人はたくさんいたけど、フリーの選手ばかりで決められてもしょうがないと思う。

去年もそうだが、大宮は何でこのメンバーでこの状況なの？

監督代えたのはうちよりも早かったはず。

十分メンバーが揃っているのに今の状況だから、夏ちょっとの補強じゃ変わらない気もする。

超反則級の選手連れてこないと。

相馬監督だから鹿島か町田から取ってくるとかするのかな。

町田は元々選手が少ないからないかな。

・出場メンバー

高木和

前半の高木和は神がかっていた。

３度のファインセーブは、どれも決まっていてもおかしくないシュートだった。

苦しいチームを救い、大きなアピールにも成功した。

深澤

チームが調子を取り戻ししていくのと同じように、深澤の思いきりの良さが攻守に見られるようになった。

クロスの精度が上がってきた気がする。

馬場

守備で不安定な場面もあったが、最後まで戦っていた。

深澤へのスルーパスは通らなかったが、センス抜群で唸った。

谷口

ハイボールの競り合い、裏への対応どれも素晴らしく、欠場したボニの代わりとしてディフェンスリーダーとしてのプレーだった。

フィードの精度も抜群。

奈良輪

山口をうまくサポートしながら、バランスよくプレー。

その中でも、奈良輪らしいランニングも見れ、復帰後調子が上がってきているのが分かる。

西谷

いい位置でボールを受けたり、ディフェンスで競りに行ったりと、栃木戦よりも良くなったと思う。

いい場面でフィジカルで負けてボールロストしてしまうのはまだまだこれからの部分。

ミスが失点に繋がってしまったが、この経験を成長に繋げてくれればよし。

森田

独走の場面は打つことをイメージしてドリブルしてほしかった。

アンカーに入ってからは、うまくボールを引き出し攻撃のテンポをコントロールしていた。

梶川

山口との息の合った連携はよかった。

後半パスが強かったり長くなりすぎたりしたのはもったいなかった。

小池

裏抜けやファーに走り込む動きはよかった。

もう少し小池へのパスの精度が良ければゴールも生まれていたかもしれない。

山口

今シーズン初スタメン。

誰もが期待していて、その期待に応える１アシスト。

慣れないポジションで守備での対応がいまいちだったが、あのポジションでの山口起用はありだと思う。

河村

緊急事態のチームを救う活躍だった。

ダイビングヘッドは河村らしいゴール。

流れでゴール決められたことはすごく自信になるはず。

試合終盤疲れもあるなかでの２人を交わしたドリブルも凄かった。

これで勢いがつくんじゃないかな。

新井

かなり警戒されていて、いい形でボールを受けられなかったが、それでも仕掛ければ相手を慌てさせていた。

周りを使う意識も高かったように見えた。

最後は冷静にアシストを決めた。

宮本

複数のポジションをこなす。

慣れないポジションでやりづらさもあっただろうが、前に向かう姿勢や同点ゴールの場面は勢いよくゴール前に入っていき、チームとしてやろうとしていることを体現していた。

蓮

復帰戦で大きな仕事をしてくれた。

複数のポジションでプレーしたが、どのポジションでも前に向かう姿勢を見せ、最後に同点ゴールを決めてくれた。

稲見

遂にプロ初出場。

違和感なくプレーしていたと思う。

稲見がピッチに入ったことで、今年入った大卒組が全員同じピッチに立ったことに。

今後このメンバーが中心となって活躍していくはず。

佐古

遂にCFでの起用。

去年藤枝で経験していて、起用されたときはこういう状況だったと思うので、慌てたりすることはなかったと思う。

たぶんだが、蓮が飛び込んで来なくても、佐古が決めていたと思う。

これをダラダラ書いている間に、コロナ陽性者が増えてしまい、チームは３日間の活動停止に。

そのため天皇杯磐田戦は２０日に延期。

徳島戦がどうなるか分からないが、活動停止が３日間で済んだとしたら、コンディションに関してはそこまで影響はないのかなと思っている。

何もなければ、月曜はリカバリーで軽めのメニューで、天皇杯がなければ連戦明けでオフが２日間入った可能性がある。

そう考えれば活動停止はショックだが、夏場の連戦だったこと考えれば、そこまでネガティブにならなくてもいいのかなと。

陽性者が増えたので、徳島戦が行われた場合、出れる選手が大宮戦以上に限られてしまうのは苦しいんですが。

そこはチャンスをもらった選手がやってくれるはず。

まずは活動停止が３日間で終わることを祈るしかないですね。