今日の新聞記事。
そして以前奈良観光案内所でもらったちらし。
ということで海龍王寺に出かけてきました。
この前、関西テレビの「新TV見仏記」の「奈良・まほろば編」で、みうらじゅんさんといとうせいこうさんが訪問されていましたね。
途中の用水路に亀と鯉。
徒歩15分ほどで到着です。
無料駐車場もあります。
参道には白や薄いピンクの雪柳。
山門をくぐり、受付を通って境内へ。
境内には雪柳が沢山植えられています。
入ってすぐ右にある建物。本堂のすぐ東側にあります。
何かは書かれていませんでした。
本堂。
ここに十一面観音が収められています。
ちらしの観音様ですね。
長い間秘仏で公開されていなかったということで、鎌倉時代の仏像にしては表面の装飾が美しく残っています。
切金の美しい緻密な模様にため息がでます。
弘法大師が書いたという割れる「隅寺心経」や「寺門勅額」も展示されています。
十一面観音像は厨子内に安置されているのですが、そのお背中の写真も飾られていました。
西金堂。
ここに国宝の五重小塔が収められています。
五重小塔
経蔵前に枝垂桜。そして雪柳。
30分ほどいたでしょうか。
腹減ったので、帰ろうと思います。
帰り、参道に桜が少し咲いているのを見つけました。
そして空蝉。
本堂でいただけたパンフレットと、受付でもらったパンフレット。
お寺のパンフレットにある
「しくれ の あめ いたく な ふり そ こんたう の
はしら の まそほ かへ に なかれむ」
は、会津八一の南京新唱の「海龍王寺にて」に載っている歌です。
時雨の雨よそんなに激しく降ってくれるなよ。柱に塗ってある赤の顔料が壁に流れて染みてしまうから
そんな意味でしょうか。
西金堂の裏に歌碑があります。
ちょうど沈丁花が咲いています。