涙と笑いのHIV奮闘記II

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
歳のせいか治療の副作用のせいか忘れ物がひどいんです。

大阪中之島の国立国際美術館で「ボイマンス美術館所蔵ブリューゲル『バベルの塔』展」

2017-07-29 15:30:00 | 美術館・博物館

仕事が早く終わったので、今日は大阪中之島の国立国際美術館、そして間に合えば奈良国立博物館を訪れる予定。

近鉄で大阪難波駅まで、そこから大阪市営地下鉄四つ橋線で肥後橋駅まで。

地下鉄肥後橋駅の駅長室の前にこんな飾り。

肥後橋駅から地上に出て歩くこと10分あまり。
国立国際美術館が見えてきます。

美術館前の地面にバベルの塔の絵が。

少し早く着いたので、午後2時からの「子供向けミニ・レクチャー」に参加。
大人でも参加できます。

ブリューゲルやボスの話を聞くことができ、美術展を見るときにすごく参考になります。

 

きょうのちらし。

 

地下一階のパブリックスペースに、大友克洋氏の「INSIDE BABEL」が展示されています。
ガラスケース内に展示されていたので、撮影する姿が写り込んじゃっていますね。

買った絵葉書。
ブリューゲルのエッチングの「大きな魚は小さな魚を食う」

なんだか奇妙な絵ですね。

ボスもこのような奇妙な絵を沢山かいています。

なんだか見たことがあるなぁ、と思っていたら、そうそう、この前兵庫県立美術館で開催されていた、
「ベルギー奇想の系譜」に展示されていました。

新聞に寄ると、今は東京の「Bunkamura ザ・ミュージアム」に巡回しているようです。

 「大きな魚は小さな魚を食う」をモチーフにしたマスコット。

 今回の目的「バベルの塔」は、最前列で観るには30分ほど並ばないといけないようです。
そして最前列では移動しながらしか見ることができません。
後列では立ち止まって見ることができますが、いずれにしても絵が小さいので細かいところまで観るのは困難。

ところがその絵を拡大したものがパーテーションとして使われていて、それを見る方が細かいところまで観ることができます。

あ、それと東京藝術大学COI拠点の協力で巨大複製画が作成され、それも展示されているので、これまたいいですね。

図録を買えば、実物大のポスターが折りたたまれて付いているようです。

自分は芸術新潮で予習したこともあって、バベルの塔はそこそこ理解できたのですが、
その他の展示品はなかなか難しかったです。

機会があれば、もっと空いているであろう平日に再訪したい美術展でした。



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