涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

国立文楽劇場で「文楽若手会」

2019-06-23 23:33:12 | 文楽

朝から国立文楽劇場へ。

昨日、今日と「文楽若手会」公演です。

文楽鑑賞教室はまだ続いているのですが、文楽劇場前の柱のポスターはありません。

そしてエスカレーター上の吊りポスターもありません。

 

劇場の前に「売店のご案内」

一頃2階の「文楽茶屋」は閉鎖されていたのが今は再開されていて、弁当や飲み物を買うことはできます。

ただ、1階にあった茶席や食堂はそのまま閉鎖したっきり。

チケットを見せて劇場へ向かうと、今日もプログラムは無料配布です。

今日はテレビカメラが入っていて、公演を記録しています。

「妹背山婦女庭訓」の道行き恋苧環は義太夫と三味線四人ずつが床にでます。

 

とにかく出演者が若いですね。
流石に人形遣いは初舞台が昭和という方も多いのですが、
義太夫や三味線は初舞台が平成十年以降です。

どちらの演目も文楽・歌舞伎で何度も観ているのですが、やはり事前の予習をします。


夏休み文楽特別公演の第二部は「仮名手本忠臣蔵」の五・六・七段目です

2019-06-09 20:49:44 | 文楽

毎年夏休み文楽公演は三部制で、
第一部は親子劇場、第二部は名作劇場、第三部はサマー・レイトショーです。

今年は7/20~8/5。

第二部は「仮名手本忠臣蔵」から
五段目 山崎街道出会の段、二つ玉の段
六段目 身売りの段、早野勘平腹切りの段
七段目 祇園一力茶屋の段

いよいよ今週から友の会先行予約発売となります。
頑張っていい席取らないと。

 

 

ってことで今日は昼から予習です。

NHKから出ているDVD-BOX 6枚組から。

 

中身は、2枚組で、

一枚目、

 

 

2枚目、

 

凄いメンバーです。特に特典映像。

 


いろいろ届く

2019-05-18 20:38:24 | 文楽

今日は雨が降るということでしたが、午後9時現在まで雨はふっていません。
でも深夜には雨が降るとか。

出勤時、窓から近鉄アーバンライナー。

市役所の南側で建設中のマリオットホテル。
今日は工事が休みのためか、クレーン車が折り曲げられています。

今日は半ドン。
仕事から帰ってくると、文楽鑑賞教室のチケットが届いていました。

例年通り、「社会人のための文楽入門」を観劇です。

外国人のためには「Discover BUNRAKU」なんてのもあります。

それとは別に文楽劇場友の会からの書類。

消印がいいですねー。

もう一つ、Amazonから。

大島真素美さんの「渦 UZU」。

副題は「妹背山婦女庭訓 魂結び」。

浄瑠璃作者・近松半二の生涯を描いた時代小説です。

もうひとつはさだまさしの「新自分風土記II~まほろば篇~」。

中学生の時に、グレープ、さだまさしのアルバム、全部持っていたなあ。

最後に買ったのは「夢供養」。



郵便物3通

2019-04-02 21:01:28 | 文楽

帰ってくると、郵便受けに郵便物が3通。

歌舞伎界の会報「ほうおう」

歌舞伎座四月公演・五月公演の案内、中村鴈治郎のインタビューなどなど。

そして歌舞伎座四月公演の案内のA4の大きな葉書。
坂田藤十郎、尾上菊五郎、中村吉右衛門、片岡仁左衛門が出演する豪華な演目。
福助が長期療養からの復帰での出演、その他魁春、雀右衛門、猿之助、秀太郎、鴈治郎、時蔵、弥十郎など
本当に贅沢な出演者です。

こんな葉書が届いたのは三十年来初めて。

よっぽどお薦めなのか、よっぽどチケットが余っているのか。

試しに明後日のチケットの状況を見ると、かなり一等席、二等席があいてる。
その日仕事がないから、日帰りで行ってみようかな。

そして国立文楽劇場友の会から会報。

四月公演の案内。
この公演はすでに予約していて、チケットも届いています。

六月の文楽鑑賞教室。
いつも通り「社会人のための文楽入門」で行くつもり。

そして上方演芸特選会

そして浪曲練成会。
隼人さんの出演は第一部の二番目。

土曜日は12時まで仕事なので間に合いそうにありません。


初春文楽公演夜の部

2019-01-10 22:00:59 | 文楽

 

 

 

 

先に弁当買っておくべきだった、弁当売り切れ
(こんなに長いことblogやっていて初めてこんな絵文字を使えることを知った) 

第二部。

まず「冥途の飛脚」。淡路町の段、封印切の段、道行相合かご

歌舞伎ではこの近松の作品を改作した「戀飛脚大和往來」が出ることが多いですが、
たまにこの原作が出ることがあります。

恋飛脚の方がドラマチックになっていますが、
原作の方が忠兵衛の浅はかさが際立ってしまっていて自分はこっちの方がドラマとしては好き。

この後食事休憩。
弁当を変えなかったのでココイチカレーでささっと済ませて。

さて、次は「檀浦兜軍記」。

もう今はこの「阿古屋琴責の段」しか出ることがありませんね。

恋人の平景清の居場所を探すために、恋人である五条坂の傾城阿古屋を取り調べます。
当然阿古屋は知らないと言いとおすのですが、白状させようと拷問にかけようとする岩永左衛門に代わって、
庄司重忠が阿古屋に琴、三味線、胡弓を弾かせ、その音色が美しいということで、偽りなしということに。

阿古屋を遣うのが桐竹勘十郎。
それぞれの楽器を演奏する左手がどんどん交換されてゆきます。

またその演奏を聴く岩永が、火鉢に挿された火箸で胡弓を弾く真似をするのがちょっと笑える。

そして実際に琴・三味線・胡弓を演奏するのは鶴澤寛太郎。
先日亡くなった人間国宝鶴澤寛治さんのお孫さんです。

次回の4月公演のちらしができていました。

一部が「仮名手本忠臣蔵」の大序~四段目。
二部が「祇園祭礼信仰記」、「近頃河原の達引」

仮名手本忠臣蔵は通しで上演するようで、

7-8月の夏休み文楽公演で五段目より七段目まで、
11月文楽公演では八段目より十一段目までが出るようです。

自分が文楽を観始めてもう30年以上。
この間通しは平成6年、平成10年、平成16年、平成28年のそれぞれ11月公演に出ていますが、
3回に分けての通しは初めて。

そうそう、平成18年には東京の国立小劇場でも通しが出ましたよね。
立派な特設HPができたのを覚えています。

なんとか検索して出てきました。→ 国立劇場開場50周年記念12月文楽公演

そして6月は文楽鑑賞教室。
今年も学生さんで五月蠅くない「社会人のための文楽入門」、外国人のための「Discover BUNRAKU」もあります。

そして「浪曲名人会」。

今一押しの真山隼人さんの出番には間に合いそうにないけれど。

 

 芝居が終って、いつも通り551蓬莱の豚饅を買いに戎橋まで歩いて。

商店街にはえべっさんの飾りつけ。

 

 そして近鉄奈良駅には初春文楽公演の大きなポスター。