気まぐれ徒然なるままに

気まぐれ創作ストーリー、日記、イラスト

ちょっとだけ自分のことを書いてみます

2020-02-07 19:37:00 | スピリチュアル的





一般職にも就いていますが

私には人からすると
少々 珍しいことができます



それは いわゆるお祓い、供養だったり
祈願だったりです




人のオーラカラーも見えますが

それが見えたところで

カラーがわかった所でそれがその人のために繋がる?と思っているので(笑)





得意なのは 魔法と呪詛を解除することです




不思議なもので

得意とすることは神様に振られるようで

呪詛で悩んだ方とご縁がある事が多かったです




ひとつ 言えることは

人を呪わば穴二つ ですよ ということ



相手の墓穴を掘るなら自分の墓穴も掘りなさいねって意味です



もちろん私も人間なので煩悩はありますし
腹が立つこともあります(笑)




でもそこからどうするか
どう気持ちを治めるのか

その選択で大きな違いがでてきます



冷静に自分を客観視できると
感情に治まりがつくこともあります



幼少の頃から今まで
人生でいろいろありまして


悲しいことや試練
幸せを感じたことよりも多かったように思います



だからこそ そこをどう越えていくか



少しはその術を身につけたように思います




一般的なスピリチュアルのイメージは
キラキラ、ふわふわした世界ですが



生身の人間として現実の世界で生きる上では
そんなキラキラだけはありませんよね


悩んだり 苦しんだり 恨んだり 悲しんだり



そこをどう越えていくか

ただ 神様に祈るだけでは神様はどうもしてくれない





私も神様とチャネリングをします



結構、辛辣ですよー!!

そんな 希望とか愛に満ちたフワフワ~なもんじゃありません(笑)


(中にはキラキラ~フワフワ~なアセンデットマスターもいますけど)


基本、神様は人間にとって都合よく優しくなんかないんです! ←ココ声を大にして言いたい(笑)



辛辣でも もちろん愛のある厳しさです



優しさを与えてくれるだけでは成長しないのが人間だからです


敢えて試練を与えることが
真の神の愛もあるからです


(獅子の子を崖から突き落とす的なアレです)




転ばないよう石を、穴を全て退けてください なんて願いを聞き入れてくれないのと同じですから


自力で乗り越えようとする力にサポートは入りますが


他力本願な方はいつも同じ仕掛にはまって
なぜ私はこんなに不幸ばかりなんだろうと嘆いている



いやいやー、そこ気付きなよ(笑)

と内心思いつつ
答えは自力で探してもらう


人間は人に言われて気付く人

言われても気付かない人

気付いても変われない人

いろんな人がいるけれど



本当の意味での “ 学習 ” は

体験して骨身に刻んで真の変化が起きると思ってるので


『そこ!落とし穴あるよ!』とは教えない



だって今回は回避できても
次の落とし穴も教えてあげなきゃいけなくなる

そうすることが続くと他力本願で生きるようになる
自分で気付けないと真の成長とは言えない





だから 体験したことを学習して
同じ過ちを繰り返さない



嫌な同じこと(体験したくないこと)を
何回も繰り返し学習なんてやりたくないもんなぁ~!(笑)




という訳で

私は珍しい特技も持ってます



( 全然まとまってなくてすみません )


Inside Your Head 4

2020-02-07 14:00:00 | ストーリー
Inside Your Head 4





俺は投資のようなことをしている

それが俺の収入源みたいなものだから
出勤も無いし 時間にも自由がある

俺がやってることは悪いことでもなければ非難されるようなことでもない


でも凄く働く彼女にはなんとなく言いづらかったのもあるし

彼女は僕の仕事のこと 過去のことも聞いてはこなかった


今思えば 本当はお互いに
お互いのことを知らなかったのかもしれない



今夜は定期的に同じ投資家仲間で集まり情報交換をしている

投資家仲間といっても大学の学生の頃からの気心の知れた友人達だからただの飲み会だ



「海人。最近 女できた?」


この修司とはサークルも一緒だった

ひょうきんで一見軽そうにも見える男だが
一番の仲が良く優しい奴


「その逆。ちょっと前に別れたよ。」


「なっ、なんだよ!お前ら聞いてたか!?
俺はそんなの聞いてないぞ!」

修司はムッとした表情で口を尖らせた



「ワシも聞いとらん!良い女なんだろ。だから盗られたくなかったんだろ!」


見た目はヲタクという感じで変わり者だけど
鋭い読みをしてくるヨシ


「もう終わったことだし!もう良いだろ? はいはい、この話終わり!」


「 何で黙ってた?どんな女だったんだ。年齢は?何で別れた?」

匠は見た目はオシャレで分析力と直感力を両立させていて一番稼いでる

俺は 何とか莉桜の話から反らそうとした


「 次、彼女ができたらその時は言うから!はい、この話はおしまい!てか、ヨシが言ってるたあの会社はどうなったんだよ。」


「あれなー。あれは… てか話を反らすな!」

またヨシに話を戻された


「も~っ!言いたくないんだよ!」

「ほんとお前は秘密主義者だな。これはどうもフラれたクチだな(笑)」

キレ者の匠がニヤニヤした



「そうだよ!俺はフラれたんだよ!それでもういいだろ?」

「そうなのか… よしよし、まぁ呑め。」

やっぱ修司は優しい奴だ…


「海人。お前は熟女好きだから、熟女なら、ほら!あそこにも、あそこにもいるぞ!チャンスは幾らでもあるんだから元気だせ!(笑)」


「 なんだよそれ、誰でもいい訳じゃない!それに熟女好きでもないわっ(笑) 俺は年齢なんて気にしないだけ!」

優しい奴なんて思った俺の気持ち、返せよっ



修司が肩を組んできた
「まぁ女を忘れるには女だ。お前に紹介したい女がいるんだけど会ってみるか?ん?(笑)」



そんな気分にはなれなかったけど

修司が勝手に設定して相手の女性にはもう約束を取り付けたからと強引に話をつけてきた

気乗りしないけど会うことになった



ーーー



待ち合わせのカフェにいた女性に驚いた


「あれ?なんで?」

「海人くん!久しぶり!(笑)」

大学時代 同じサークルだった同級生の理奈ちゃんだった

「なんかさ、修司くんから呼び出されて。あれ?修司くんは?」

あいつぅ …
修司にハメられたと直ぐにわかった


学生時代 俺は理奈ちゃんに片想いをしていた
それを修司には打ち明けていた

だから理奈ちゃんに声かけたのか…


「あいつは来ないよ(苦笑)」

「え?じゃあなんで海人くんだけ来たの?」


そりゃ そう思うわな!


「あ、いや、なんか急用ができたとかで… 懐かしい人がいるから行ってみ?って修司に言われて(笑)」


俺は咄嗟にごまかした


「修司くんのドッキリみたいな感じなんだね(笑)」

理奈ちゃんが微笑んだ


あぁ…
学生の頃は この笑顔に惹かれたんだったけなぁ

懐かしい


ーー でも

今はもうあの頃と同じ想いにはなれそうもない

理奈ちゃんは 今は彼氏はいなくて
都内で一人暮らしをしているらしい

あの頃より随分 綺麗になったなと思った

それから俺と理奈ちゃんはたまにメールをする仲になった

それはあくまでも“友達”として



たまに修司から お前らどうなった?と聞かれるけど

女として恋愛感情を抱くことは無いと思うと答えた

多分 だけど…



理奈ちゃんは俺に心が傾いてるような
そんな内容のメールが来るようになった



このまま連絡を取り合うのはやっぱり…

どうしたらいいんだろうと考えるようになった


莉桜と別れてから半年…
今頃どうしてるだろう

あれだけ莉桜のことを片時も忘れることのできなかった俺を

時間は少しずつ変えていった


思い出さない時間
思い出さない日が増えてきた頃



『海人くん。今から会えない?』
理奈ちゃんからメールが届いた


その短い文面に

莉桜から夜中に呼び出されていたあの頃のことを思い出す


『いいよ。どこに行けばいい?』


あの頃の癖なのか
つい、俺は会う返事をしていた

もう夜も遅い時間だしファミレスで会うとこにした

「遅くに誘ったからまさかOKが出るとは思わなかった(笑)」

彼女は照れながらはにかんだ


莉桜はこんな可愛らしい表情はしなかったな …

理奈ちゃんの今日の仕事の話とか俺の近況とか
性急に夜中に呼び出すほどの話ではなかった


ただ彼女は俺の顔が見たかっただけなのだろう


「もう遅いし、俺 車で来てるから送るよ」
彼女をマンションの前まで送り届けた


停車しても理奈ちゃんは直ぐには降りなかった

何か言いたげに無言になって俺は戸惑った



すると ーー

「か…海人くん、、私 海人くんが好き… なの」


唐突に彼女が告白してきた


きっと
この言葉を言おうとして呼び出したんだろう

「ありがと… 理奈ちゃん。でも俺は… 」

「大学の頃からずっと海人くんのことが好きだったの。」


ーー 知らなかった



俺もこの子に片想いをしてたあの頃
俺が告白をしていれば俺達は付き合ってただろう

「なんであの時私、ちゃんと告白しなかったんだろうってずっと後悔した。 だからもう後悔したくなくて… 」


「… 俺、まだ元カノが忘れられてないんだ。ごめん。」



その言葉に
彼女は悲しそうな表情をして車を降りたから

俺もとっさに車を降りた


振り返った彼女は精一杯の笑顔を作って俺に向けた


「 告白のこと、忘れて!ごめんね。もう呼び出したりしないから。おやすみなさい(笑)」


そう言うと彼女はマンションに向かって歩きだした


ーー いじらしい彼女の精一杯の笑顔に心が痛んだ



俺はとっさに
「ちょっと待って、理奈ちゃん!」

彼女を呼び止めて彼女の元に駆け寄った


「俺、理奈ちゃんのこと嫌いとかじゃないからね?

俺まだ元カノのこと完全に忘れられてないし、理奈ちゃんにまだ恋愛感情とか持ててないけど…

こんな俺でも構わないの?」


“構わないの?” って 、、
俺 どういうつもりで何言ってんだ

彼女は驚いた表情で両手を口元にあてて
そして嬉しそうに微笑んだ


「うん、うん…」

嬉しくて今にも泣き出しそうに喜ぶ理奈ちゃんと俺は付き合うことにした

俺はフリーだし 妥協したのか?
夜だったから?

誰かに想われ 求められたことが嬉しかったから?

理由は自分でもよくわからなかった


それでも彼女とデートを重ねる度に
彼女がより一層 可愛く魅力的に見えてくる

ふいにする仕草や口癖



声や笑い方
感動屋な所とか
猫舌で冷たいのも苦手とか

大学の頃は知らなかったことが見えてきて
付き合って初めてわかった沢山のことを

ひとつ ひとつ
彼女の魅力を知る度

心が彼女に傾いていくのを感じていた


嬉しそうに笑う彼女と過ごす時間は楽しくて
時々ドキドキしたり 癒されもする

幸福感で満たされていく心 ーー




俺…
理奈ちゃんのこと

好きだーー



また恋をしている自分に気づいた



彼女とはまだキスもしていない

わゆるプラトニックな付き合い


莉桜の時とは真逆だ




「海人くーん!」



理奈ちゃんが俺を見つけて手を振った

俺も笑顔で手を上げる



彼女とは駅の外で待ち合わせしていた



「ごめんね!待たせちゃった?」
時間ピッタリに彼女は到着した

「今さっき着いたところだから待ってないよ(笑)」


駅から少し歩いた所に最近できた創作料理のお店があり

俺達はそこに向かって歩きだした


少しドキドキしながら俺は初めて彼女の手を握った

そしたら彼女も優しく握り返してきた


、、なんかめちゃくちゃ照れくさい


チラッと彼女を横目で見ると
彼女の頬が赤く染まっていた


あぁ、可愛い!


手を握るだけで頬を赤らめるような彼女が
俺に一生懸命 想いを告げたあの夜

きっと相当な勇気を振り絞って俺に会ったんだろう と思うと

ーー 彼女がとても愛おしい



あんなに心が引き裂かれるような辛い別れをしたのに

俺はまた今 別の女の子に恋をしてる



でも それが嬉しかった

その日 俺はずっと彼女の小さな手を握っていた

あてもなく何となく歩いた川沿いのベンチに座った


夕暮れが近くなり街灯が灯りはじめると
ロマンチックな雰囲気が漂ってきた


「今日は楽しかった。海人くん ありがとう。」

俺を見つめて微笑む



彼女は『ありがとう』という言葉をよく口にする

そこに彼女の人柄が出ていた


「俺も楽しかった。ありがと。」


今日はそろそろ帰るって意味なのかな

寂しいな …



「もう帰る?」 そう尋ねると

「そう、だね… 」 と、残念そうに彼女は微笑んだ

「もうちょっとだけ一緒にいたい。いい?」

頷いた彼女を初めて抱き締めた

腕の中にすっぽり隠れるくらい小さな身体の彼女

強く抱き締めると折れてしまいそうで
俺は彼女を優しく抱き締めたら

ふわっと彼女のシャンプーの優しく甘い香りがした

夕暮れ色に染まる彼女に優しく唇を重ねた



ーーー


その日から たまに彼女にキスをするようになり
次第に抱きたい願望も湧いてくるようになった

そこは男だから当然…

車で彼女を家まで送り届けたある夜



俺は意を決して彼女に言ってみた

「理奈ちゃん。朝まで一緒に過ごせない?」

「え…」 彼女は驚いた

「あっ、嫌ならいいんだ!ごめんね(笑)」



彼女は少し考えた後 黙って頷いた

嬉しくて抱き締めた



彼女の部屋はシンプルな部屋だった



「海人くん、座ってて」


紅茶を入れて彼女が俺の斜め横に座った

急に心臓の鼓動が早くなった




何か話題をーー


そう思えば思うほど何も浮かばない


「シンプルな部屋で落ち着くね」

「ふふっ(笑) さっきも同じこと言ったよ?」

「そっか(笑)」

「落ち着かない?」


うん、この状況 落ち着かない


「何かお酒でも買ってこようか(笑)」

立ち上がろうとする彼女の腕を掴んだ



「いい…」

彼女の顔に近寄り 優しくキスして
そのまま彼女をゆっくり抱き倒した



「抱いても… いい?」

「そんなこと、、聞かないで…(笑)」
少し困ったような笑顔で頬が赤くなってきた


「ごめん… (笑)」 また唇を重ねた




俺は彼女と付き合い始めて3ヶ月

初めて彼女を抱いた


それは
心が満たされるような 感じたことのない不思議な感覚だった




ーーーー



理奈ちゃんと部屋で過ごしている時

甘えてくれる理奈ちゃんに勝手に反応する下半身

そのまま強引に押し倒したくなる衝動を抑えることが辛い


強引にしないのは

理奈ちゃんにだけは嫌われたくないという想いがあるからだ

もし また嫌われたりでもしたらーー


莉桜のことがあってから
嫌われることへの恐れを強く抱くようになっていた



「海人くん 大好きだよ… 」



嬉しそうに照れて言う彼女が
本当に可愛い


穏やかな幸せって
こんなにも幸福感があるんだと

彼女から教えてもらった



そんな時
彼女の部屋にあった雑誌をたまたま開いたら

そこには あの莉桜の姿があった ーー


莉桜のランジェリーブランドが雑誌に紹介されていたのだった



ーー 莉桜 …


「そういうのが好きなの?」
彼女が雑誌を覗きこんできた

「えっ、、」

「この下着が好きなのかなぁって」

あぁ、下着の方を言ったのか

「あー、いや、わかんないな、似合ってたら何でもいいんじゃ、ないかな(笑) 」

「今 人気みたいだよ? このブランド。私もオーダーで作ってもらおうかなぁ(笑) 」


俺の鼓動は早くなり 額に汗が滲んできた


違うブランドを指さして
「あっ、こっちは?」と気を反らそうとした

「 海人くんはこっちが好み?私はこっちの方が良いと思うんだけどなぁ… 」


莉桜のブランドを指した


「そうなんだ、、」本格的に汗が流れてきた

「この人、本当に綺麗な人だよね!しかもやり手の女性経営者って格好良いね(笑) 」


莉桜を見て羨ましそうな表情をした


「そう、かな…」


俺の表情を見て

「海人くんの好みではないんだ?」

「あ、うん…そう、だよ。」

どうしたんだろう?という表情をした





莉桜と別れてもう一年近くなる


この写真の撮影時期は

あの喧嘩した夜から数ヶ月は経っているだろうか



雑誌の中の彼女は美しくて
格好良い女に写っていた


それから理奈ちゃんは莉桜のブランドで
下着のオーダーをしてもらうと楽しみにしていた



俺が莉桜のことを言わなければ
俺が莉桜の店に行ったりしなければ

理奈ちゃんに知られることはまずないと思っていたから

彼女がそこでオーダーをすることを俺は気にしないようにした






ーーーーーーーーーーーーーーーー