赤レンガ倉庫で開催中の70年代の日本の音楽のイベントに関連して発売された雑誌switchパラパラ見ているけど、読むと言うより写真を眺めている感じ。
ボクが音楽業界に関わり始めた時代。
ボクは大学生の時、RCAレコードでバイトでプロモーターやり半年で突然辞めると言い出し大学に戻った。
RCAはビクターから分かれ出来た新しい会社だったので斬新な事を期待したが、体質古かった。
それ以外にも辞めた理由あるけど、あえて書かない。
大学卒業しkittyレコード初めての大学新卒採用の1人として入社し4年いたけど仕事出来ないので色んな部署に回された。
常に自分は何がやりたいんだろーかと考えていた所にカメラと出会う。
ハマった!。
ローライの35T(Sだったかな?)買い、基本人物中心に撮っていたけど、バックをボカしたくなり一眼レフCANON F-1購入。
kitty入社たぶん4年目のプロモーター時代、自社専属アーティストのライブなどの写真を撮っていたら、社長から
「お前は宣伝マンでカメラマンではない!」
と睨まれ、面倒だったので辞職した。(プライベートでも、うんざりする事があったので)
写真撮っている時、楽しかった。
レコード会社の仕事より、ずーっと楽しかった。(今でも楽しい)
switchにはボクが当時関わったレコードが何枚か掲載されているが、ボクが関わって売れたミュージシャン、一人もいない。(辞めたあとに売れたアーティストはたくさんいると思うが)
なので、RCA、kitty時代は、ある意味暗黒時代。(精神的にも辛かった事は以前にも書いたと思う)
kitty辞めて、約2ヶ月後にはカメラマンとしてロック、ジャズなど色んなミュージシャンをメインの仕事として片っ端から撮っていたけど、F-1,F3000などカーレーサーの撮影の話が来てから、こっちの方が面白くなった。(この少し前から、ライブにビデオ撮影隊が入ったり、曲指定など規制がキツくなり撮ってて面白くなかった。でもスタジオ撮影は楽しかった)
こーゆー事を考えると、今やってるイベント行っても、楽しめないと思う。
思入れがない、暗黒時代なんで。
仕事はつまらなかったけど、たくさん音楽業界に友達出来た。
なんせ小中高大学時代の友達一人も付き合っていないので。
このイベント、音楽業界の友人が対談でやって来るので、会いたいと思っている。
でも、この時代はボクにとって、思い出したくない事がたくさんあるのかもしれない。
どーも足が赤レンガ倉庫に向かない。
何年か前に横須賀で開催された、似たようなイベントも行かなかった。
ダチよ、行かなかったらごめん。(イベント会場の外で会えるといいんだけどね)