ドガに興味持ったのは「PHOTO JAPON」(昔あった写真雑誌)に出ていた小さな記事。
いきなり話が飛ぶけど「PHOTO JAPON」はフランスの「PHOTO」の日本版。
パリに行った時、サンミッシェルにある本屋の店先に「ZOOM」と一緒にディスカウントで売っていたので、両方何冊か買った。
この時、初めて「PHOTO」「ZOOM」と言う写真雑誌があるのを知った。
話をドガに戻すと、「PHOTO JAPON」にドガの絵は写真的と書いてあったんじゃないかな。
その時、紹介されていたのは、確かこの絵。
空を大胆に空けた構図が新鮮だった。
そして、この絵に興味持った。
手前をドカンと空けてある。
まるで隠し撮り(盗み撮り)したよーな絵。
この絵に一番影響受けた。
構図、撮り方、ドガの影響大きい。
相手に気づかれずにさっと撮っちゃう。
撮っている自分の姿を強調したくない。
自分が照れ屋と言うのも影響しているけど。
今思い出したけど、まだカメラマンになってなかったかもしれない時代に1人で横浜に撮影しに来た事がある。
その時、神奈川県民ホールの傍で、おじーさんが座って本を読んでいた。
それを隠し撮り。
シャッター音に気づいて、こっちを見ると思ったので、最初、違う物撮っている振りして、シャッター押した。
思った通り、こっちを見たけど2度目にシャッター押した時、こちらを見なかった。
考えてみたら、この時代(20代?)から、隠し撮り的撮影が好きだったって事かな。
この前自分撮りしたこの写真。
どーんと手前を空けて撮ってみた。
100円ショップで買った小型三脚使用し、ローアングルで撮影。
普段三脚使わないが自分撮りには必要なので、バッグに1本忍ばせてある。
新しいデジカメ一眼、シャッター音がする。
今まで使っていたコンデジ、シャッター音しない。
シャッター音が無い方が、ボクの撮り方だとホントはいいんだけどしょうがない。
別に隠し撮り、盗み撮り的撮影と言ったって、怪しい撮り方している訳じゃない。(ローアングル好きではあるけど)
たんに自然な仕草、表情が撮りたいだけなのであります。