12・12・7
松戸白宇宙かぼちゃ誕生秘話
松戸市は規格変更により不要になった
小中学生児童生徒用の机、椅子を
カンボジア王国プレイベン州へ
2002年以降5年間に約5千セット贈呈、
松戸市とカンボジア王国プレイベン州の交流が始まった。
その後、温暖化防止対策活動の一環として
ゴーヤの種3千粒、どんぐりの実3千粒をカンボジアへ贈呈、
どんぐりは根づかなかったが
ゴーヤは教材として、また近隣の農家で栽培が始まった。
09年2月川井松戸市長は感謝状授与式出席のため、
かぼちゃの種(らいふく種)3千粒を携えてカンボジアを訪れ
カンボジア産のかぼちゃの種と交換している。
同道した松戸市職員、鈴木三津代氏は
カンボジアから贈呈されたかぼちゃとらいふく種を交配、
新種のかぼちゃが出来ないものか、と考え、
松戸市紙敷にある日本園芸生産研究所に相談、
種が違うので交配は出来ないことが判明、
出鼻を挫かれた思いだったが……
その昔、松戸白かぼちゃが存在したことを知る。
松戸市樋野口の故高橋作次郎氏と旧千葉大園芸学部が
開発したといわれる松戸白かぼちゃ、
だが、現在は全く栽培されていない。
従って種子があるのかないのか、分からない。
紆余曲折があり、辛うじて
農業生物資源ジーン・バンクに厳密な管理のもと
保管されているのが分かった。