モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

絵を見て絵を描くから絵が描ける

2012年12月12日 | 不思議なこと

12.12・12 

「かぼちゃだったら描けそう…」と

お便りぶんぶんの仲間、西村さんが

ホワイトボードに

「こんなふうに…こんなふうに…」と云いながら

かぼちゃの絵を描いた。私も、

西村さんがホワイトボードに描く

かぼちゃを真似ながら描いた。

皆も描いた。絵が描けるようになった。

 

実物のかぼちゃを目の前にして、

「かぼちゃの絵を描きましょう…」と云っても

絵は描けなかった、

多分描こうとしなかっただろう。

 

かぼちゃを絵として捉え、絵としての表現がある。

捉え方、表現方法を真似ることで

自分のイメージを重ねて絵が描けた。

 

私だけではなく、皆かぼちゃの絵が描けた。

 

かぼちゃが描けたのだから茄子も胡瓜も…と

絵を描く楽しさ、

意外な能力の発見に驚きに似た歓びがあった。

 

「書き写す」ことにも似たような現象がある。

物事の捉え方、表現の仕方を書き写すことでなぞる。

かぼちゃの絵をなぞることで

絵としての捉え方、表現の仕方が分かれば

その程度の能力は誰にでもある。

モチーフを絵として捉え、絵としての表現法を知れば、

茄子も胡瓜も描ける。そして

絵に興味が湧き、鑑賞力も身に付く。

 

天風師による誦句集を9月7日から毎日一章

ノートに書き写している。書き写すことで

天風師の宇宙真理の捉え方が分かる。

黒表紙の誦句集を書き始めて既に3か月経過した。

 

書き写すことで実感を伴って天風師の説く

宇宙真理を更に深く分かった、とは少々言い過ぎだろうから、

 

今迄以上に分かりつつある、と言い換えても良い。