モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

書きだすと書けた…例

2012年12月28日 | 自らを律する

12・12・28

ー書きだすと書ける・・・例ー

千葉日報に隔週日曜日に読者文芸が掲載される。以前は

俳句、短歌、川柳、詩の4部門に

2年間欠かさず投稿していました。

 

今は詩部門だけ、投稿を続けています。

 

詩を書いたから投稿するのではなく、

投稿するから詩を書く。

だから続く、と云えます。

 

今回書く事が思い浮かばない。

こうしたときは借り物でも良い、

書き始めると書けるものなのです。

 

手元にある荷風の「葛飾土産」の記述の一部

「松杉椿のような冬樹が…」を書き写して始動すると、

次のような詩が書けました。

投稿して一件落着しました。

 

恥部を晒すような思いですが、紹介します。

 

     「陽だまり」 

    鎌ケ谷市 島根一郎

 

松や杉

椿と云った冬の木

 

昔 谷津田だった

グリーンハイツの

すぐ近くには

昔のままの田や林が

今も残っている

 

冬の晴れた日

雑木林の小道を行くと

子どもの頃の

吉田村を思わせる

風景がある

 

寒風もそこだけは避ける

あたたかい山の斜面に

村の子どもたちは

そこに集い

そこで過ごした

 

来年75になる私は

あの陽だまりを思わせる

雑木林の小道を歩いた