モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

想像は生命活動を促す

2012年12月25日 | 自らを律する

12・12・25 

ー想像は生命活動を促す!ー

日経の私の履歴書欄に数か月前、

演出家の蜷川幸雄さんの履歴書が掲載されました。

 

この中で私にとって

大変重要な気付きが2件ありました。

その一つは、パブロフの犬の話です。

 

私の履歴書の本文とはチョッとそれますが、

所謂条件反射の話です。

ベル音を鳴らすと犬は唾液を分泌する、と云う例の話です。

 

ベル音で唾液を分泌するのではなく、

ベル音で犬は餌をイメージするから唾液を分泌する、と

考える方が正しい、と考えました。

 

イメージには生命活動に係る代謝活動を促す働きがある、

と考えた時、

次の文章を思い出しました。

 

宮崎良文著「森林浴はなぜ体にいいか」(文春新書)P61中頃に

森林浴を想像するだけでも

生理的に実質的な効果があることが

実験的に分かっている。

宮崎良文氏は生理人類学の立場から、

森林浴を論じています。

 

森林浴をイメージすることで代謝活動が促される、

という事実です。

 

ここで注目したいことは、代謝活動が開始されても、

胸がスーとしたとか、体が軽く感じられた、と云った感覚は

自覚されない。

 

自覚がなくても、2か月とか半年のスパンでは

体重が減ったとか、体が軽くなった、と云った

変化が表れる。