モカとティータイム

生まれて2ヶ月で我が家に迎え入れたモカの成長記録と
スローライフな日常を楽しく綴って行きたいと思います。

あれから10年

2021-03-11 23:30:00 | 日記
2011年3月11日
14時46分18.1秒

あの日は、結婚前の娘と3人で
房総半島・館山の海岸近くで
東日本大地震に遭遇しました

その時の様子を綴った、
昨年の記事です


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



雲が多いものの、久々に青空を見ました



2011年3月11日

あの日は、もっと晴れ渡った、
少し汗ばむほどの陽気でした



房総の海辺のレストランで
磯料理のランチを済ませ

国内最大級の熱帯・亜熱帯動植物園
南房パラダイス
(現、アロハガーデンたてやま)を見学して

園内のフルーツパーラーで
ここでしか飲めないフルーツジュース
(名前は思い出せません)を
オーダーして寛いでいた直後に、
あの地震に遭遇しました


店員さんの、外に避難して!との呼びかけに
取りも直さず店外に出て
地震がおさまるのを待ちました

今まで、体験したことのない
大きな地震でした

その後、津波警報が出て慌てて車に戻り
ただ、ただ、海から離れることだけを考え

ひたすら狭い山道を辿って
帰路についた記憶があります



通常は3時間の道のりなのですが
かなりの渋滞に巻き込まれて
家に帰り着いたのは夜中の一時過ぎでした

途中、千葉のコンビナート方面に
立ち登る大きな炎を見ながら、
被害の大きさを感じ

当時、留守番をしていた
サンディーとポポの安否をひたすら祈って
不安ながらの帰路でした



ドアを開けたと同時に胸に飛び込んできた
サンディーとポポの顔が
未だに忘れられません

しぱらく、涙が止まりませんでした

家の中は、台所の食器類が割れて散乱し
本棚から落ちた本などでドアが塞がれ

各部屋がごった返しになっていました

彼女達にとっては

物凄い恐怖だったと思います

この日を教訓に、それ以後は
ワンチャンだけで留守番をさせるような
計画は極力しないようにしています

私達家族にとっては、忘れる事のできない
恐怖体験でした




それでも、震度が大きかった
東北地方に比べたら問題になりません

この程度で恐怖を感じたくらいですから
東北の方達の恐怖や絶望感は
計り知れない大きなものだったでしょう

あれから、早いもので
9年という月日が経ちました

原発のあった福島では、未だに
避難先などから帰れない方達がおられます

亡くなった方へのご冥福を
お祈りすると共に

1日でも早く復興されることを
心より願っています




今日はこの地から、同時刻になった時
静かに黙祷を捧げました

全ての人々が
安寧で暮らせますように


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



今年もあの日の同時刻
14時46分に
2人で静かに、黙祷を捧げました

福島を訪れると
未だに復興が遅れて
立ち入り禁止地区があります

一日も早く
元の生活を取り戻せることを
心より願っています


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