つい先日まで
公園の広場や緑道の道端などは
タンポポの花で溢れかえっていました
時が経ち、やがて球状の綿毛に変わり
また違った景色を見せてくれています
日本に生息するタンポポは
大きく分けて
日本固有の、日本タンポポと
外来種の西洋タンポポの
2種類が確認できます
花の姿はほとんど同じで
見た目は区別がつけにくいのですが
(日本タンポポ)
(西洋タンポポ)
我々にも簡単に見分けられる
方法があります
一見、タンポポは
一つの花のように見えますが
よく見ると、花びらに見えるのは
実は一つ一つの花で
約150の小花(ショウカ)で
構成されています
そのような花の状態を
「頭花」と言うそうです
タンポポの花の断面模型です
(下2枚の写真は
横須賀市自然•人文博物館の
資料からお借りしました)
小花(ショウカ)の模型
この小花の集まりを包み支える部分を
総苞片と言います
裏側を見ると
日本タンポポの総苞片は
閉じていますが
西洋タンポポの総苞片は
カールしたように開いています
大まかにはこのように区別できますが
ただ、厄介なのは
交雑したタンポポもあるそうで
一概には区別しにくいようです
いずれにしても
タンポポが群生して咲いている様は
春の風物詩として
小さい頃から見慣れた美しい光景です
そのタンポポがこの時期
綿毛となって旅立ち始めています
タンポポの花言葉は
「愛の神託」
「幸せ」
「真心の愛」
そして、綿毛の花言葉もあります
「別離」だそうです
しかし、マイナス面で解釈せず
卒業式などにも歌われている
「いきものがかり」のヒット曲
”YELL"の歌詞のように
「サヨナラは悲しい言葉じゃない
それぞれの夢へと僕らを繋ぐYELL」
と受け取れば、
タンポポの花言葉でもある
「幸せ」を運んでくれる
キューピットなのかもしれません
そよぐ風に乗って
フワフワと舞い上がり
旅立つ綿毛
これも、初夏の風物詩かもしれません
ゴールデンウィークの始まり
我が家では旅行には行きませんが
綿毛の旅立ちに託す事にしました(笑)
今は、タンポポによく似た花
「ブタナ」が真っ盛りです
ブタナとは、少し奇妙な名前ですが
フランス語訳の「ブタのサラダ」から
名付けられたそうです
タンポポとの違いは
長い茎で枝分かれして咲くので
すぐ区別がつきます
ハナアブが蜜を求めて飛んできました
昨日も畦道散歩
全ての水田に水が張られ
稲苗が浮いていました
いよいよ本格的な田植えシーズン
農家さんにはゴールデンウィークは
なさそうです
我が家も、家庭菜園で
野菜作りに励もうと思っています
皆様も、ゴールデンウィーク
楽しんでください
それでは、また
PS みっこ師匠様
保護猫作戦、大変でしたね
そして、保護猫「はっちちゃん」の受診
お疲れ様でした
自分のことのように、ホッとしています
お仕事もお忙しいのに
みっこさんの行動力には
頭の下がる思いです
トラちゃんとも
早く遊べるようになるといいですね
まだこれからが大変だとは思いますが
お体大切にして、頑張ってください
陰ながら、応援しています