サザンカの垣根の横で、いつの間にかこんにゃく芋が大きく育っていました。
今年の春は、奇妙な花が咲いていたので、今年は葉っぱが出ないんだと思っていたら、
花が枯れたあと、地面からまた茎がぐんぐん伸びてきて、大きな葉を茂らせました。
10月になり、こんにゃくの葉が黄色くなり、根元の地面が割れていて、こんにゃく芋が
少し顔をだしてました。
これは、「もう掘ってくれ」という合図に違いないと思い掘ってみると、
こんなにゴツゴツした芋が出てきました。形が悪いけど、680グラムありました。
隣に写っているのは、菊芋です。この芋も庭の隅の方で勝手に増えました。
ほりあげた横には、まだ若いこんにゃくの木が生えています。
土を増やして堆肥や肥料をやれば、数年後にはもっといいこんにゃく芋がとれるはず。
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さっそく、こんにゃく作りをしました。
手順は次の通りです。
材料 こんにゃく芋 500グラム
水(熱湯) 約1800グラム
凝固剤(貝殻焼成パウダー)4グラムを水100グラムで溶かす
① こんにゃく芋を洗って、適当な大きさに切って、
竹串が通るくらいの柔らかさになるまでゆでる。
② ミキサーに、ゆでた芋と熱湯水を適量ずつ入れ、ドロドロになるまで潰す。
何回かに分けてミキサーにかける。
③ 最後は、残りの分量の熱湯水をミキサーに入れ攪拌して、すべて大きな入れ物に入れる。
④ 10分ぐらい、よくこねる。ドロドロ状態だったのが、少し固まった感じになってくる。
こんにゃく芋は、直接さわるとかゆくなるので、ゴム手袋はした方がよい。
⑤ 凝固剤を入れてさらにこねる。
凝固剤は、いろいろあるようですが、ホタテ貝殻焼成パウダーを使ってみました。
4グラムを100グラムの熱湯で溶いて加えて、よくこねます。
手早くこねないと、うまくまとまらずバラバラになってしまいます。
➅ 今回は、げんこつくらいに丸めて、お湯の中に放り込み、40~50分ゆでました。
500グラムの芋から、こんなにたくさんできました。
⑦ 食べる分量ずつ、もう一度ゆであげて、あく抜きをしてからいただきます。
柔らかくてプヨプヨ。できたては、何でも美味しいものですね。
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庭に埋まっていたまさに「掘り出し物」。
私の、こんにゃく芋物語でした。
おしまい