いつか南の島で暮らしたい

ハワイ大好きな夫婦です。ふとっちょ嫁、ももなとんの日ごろのつぶやきです。

2009ハワイ旅  マウイ これがイアオニードルかー!

2009年06月04日 | ハワイ旅行記2009 マウイ島&オアフ島
ども

今日は、イアオ渓谷のご紹介です

マウイの玄関口、カフルイ空港のそば
中心地ワイルク(血の海・・・


マウイはじめ、モロカイ・ラナイ・カホオラヴェ各島を含む
マウイ郡庁がある。
いわば、マウイの政治経済の中枢部。


そこから、車でちょっとのところにある州立公園

ここには、Iao Needleと通称されてる
クカエモク(標高671m)があるのだ


これ見たかったの

前に、古典のフラ(Kahiko)で習ったマウイのお話
その中に出てきてね
上に伸びる振り付けがあったのだけど


なかなか迫力の出ない私たちに
「ニードルってぐらいのすごいのなんだからー
 イアオニードルをちゃんと見せるように
 しっかりと天に向かって、伸びるのよー」って先生が言っていた

そのあと写真は見たのだけど・・・

実際に拝んでみたかった


私はやっぱ、1999年にフラに出会ってから
曲に出てきた場所に興味津々

だから、カウアイ島に行ったときも
形からスリーピングジャイアント(ハワイではNounou)と
呼ばれてる山の姿を見て大興奮したりね


いつも、頭の中で描いてる景色を実際に見れることの喜びってないのです



イアオ(至高の光)渓谷


プウ・ククイ山(標高1.756m)の断崖に囲まれた渓谷で
悠久の時間が作り出した異形の峰々

地質学的には200万年以上前、
西マウイが海底から姿を現したときにできた楯状火山。

その後の侵食期にできた深い谷は
再び活動を始めたプウ・ククイ山の凝灰角礫、
火山灰などの降下堆積物で埋め尽くされた。

しかし、貿易風のもたらす雨は、再び柔らかい堆積物を洗い流し
現在見られる奇岩、奇峰の渓谷となった。


その最たるものが
イアオニードルなんだそうです

説明長くて・・・すみません

でも、こういうのって、ただ見るよりも
太古の記憶に導かれるようで、私は好きでして・・・



この渓谷はハワイでも2番目に雨の多い地域
(宿泊したキヘイはすごい雨の降らない所・・・そんなに離れてないのになー

午後は天候が崩れやすく、
霧や雲でイアオニードルが見えないこともあるし
谷底は日没が早いので、早く行けって

ガイドブックに薦められたので、行ってきました
これまた早起きして


こちらが、JI-JI撮影のイアオニードルっす


姿を見れたから、すっごい嬉しいーのだけど
やっぱ、イアオニードルの向こうに青い空という写真は撮れなかった


挙句に着いたときは、降ってなかったのに
ブレッシングというには、結構な雨が、やっぱ、降ってきてね


見下ろす駐車場の先の空は、晴れなんだよー
(この写真じゃただ白っぽいけど
この場所だけ、シメシメとしてるのがよーくわかった


でも、いいの・・・
ハワイの雨は、結構乾きが良いからさ・・・



最後まで、姿を消すことはなかったし
ニードルのうしろに
ニードル2・ニードル3みたいのがいるのもわかったしなー



ってことで、必殺パレオかぶりオンナ


雨の中
じっと、渓谷の音に耳を澄ませると
やっぱ、ちと、不気味なんだよねー


これは、こんな伝説のせい


カメハメハ大王とマウイ軍の壮絶な戦いの場だからです


マウイの東側から侵略したカメハメハ大王は、
2名の英国人顧問を同行しており
彼らのもたらした近代兵器を携えてマウイ軍を追い詰め
しかしながら、マウイ軍も必死の応戦により
ここで、双方に多数の死傷者が出た。

イアオ川は血で真っ赤に染まり。
死体で川がせきとめられたと言われてる



ハワイ諸島統一の歴史であるわけですが・・・

この描写は伝説なんだろうか
本当なんだろうか


川は、綺麗だったけど・・・
私には、じっと見てることが少しこわかった


やっぱ、この日ばかりではない、いつも低く垂れ込めてる雲のせいか
なんか、「素晴らしい渓谷美ー」って
バンザーイはできない不気味感満載


また、ここは、昔の王や酋長の骨を隠したところでもあるそう


彼らの骨は、パワフルなエネルギーに満ちていて
その力を誰かに悪用されないように
魂が安らかに眠れるようにと隠されたらしく

後年カラカウア王が探したけど
お墓とかは見つかってないそうなんだよねー


うーむ
やっぱ、人知を超えたスピリチュアルなものを感じてしまっても仕方ないわね


息子たちは、雨に濡れるのと
このなんともーな気配に
袋の中でじっとしておりました・・・
(カンガルーか


観光客が少ない時間は、やっぱ、やめたほうがいいと思う

いろんな意味でコワイと思います


でも、見たかったイアオニードル

間近で見て、満足です


あの尖った姿で、昔は何を見下ろしていたのかしらね・・・



いろんな思いを抱えながら
マウイ最大のショピングモールといわれる
カフルイの「クィーンカアフマヌショピングセンター」にGO


すっかりウキャウキャと見学をし、
日本人の店員さんに
「日本の人はあまり来ないので、日系の方と思った」と
ずっと、英語で対応されて面倒だったアテクシ

太腕丸出しを実践すると
ロコ度かなりアップのアテクシでございましたー
(要するに、太くても出す

いやあ、
今は、平和な時間が流れてる・・・
ありがたいことですね・・・


少しうすら寒い記事だったので
オマケをどうぞ


かわいいお花はティアレです

耳の横に飾るとすごい可憐で
タヒチとかの女の子みたい

あ、摘んだら絶対にダメですよー