サクランボを作っている友達から「はねだし」を頂きました。
色や形は不揃いですが甘くて美味しいです。姿かたちも大事ですが見た目と味は関係ありません。
でも、この子たちは出荷からははねだされます。箱に入ったきれいなサクランボたちは選ばれしもの。
摘果作業中も選別をしながら落としていきます。小さいもの形が悪いもの。感情を入れずに黙々と。
生きていく途中で私たちはいつも選択を迫られます。切り捨てる必要があることも多いのです。
慮ること、忖度すること。良い意味でつかわれることもあるのでしょう。今話題の「忖度」はどうなんでしょうか?
よからぬ相談、それはどこで線引きされるのでしょうか一般市民だって政府批判や体制に反対したりします。
戦時中は戦争反対の思想を持つだけで逮捕され注意人物と位置付けられました。
いろんな自由が制限されていくような不安を感じます。
タチアオイが満開です。