今日は一日曇り空。息子を送りながら久しぶりに甲府まで行って来ました。
3連休の最終日だと言うのに、甲府の中心地は歩く人もまばらです。
駅前通の商店街もシャッターを下ろしたままの店が多く、隙間風が吹くような・・・
郊外に大型店が多くなって、車で動く「山梨県民はそちらに流れてしまいました。
平日は官公庁やオフィスに通う人でそこそこのにぎわいはあるようですが・・・
休日は閑散としています。こんなに寂しい街だったっけ・・・?
会えばバトルを繰り返す息子との関係は改善されません。(喧嘩ではないけれど)
価値観、主義主張が違うと言うことは分るのですが、親心を主張したい私です。
別れ際には「元気でね。」「じゃあまた。」と言って送り出します。
帰りに山梨市の病院に寄って、夫の友達のお見舞いに。
やせ細って、体力も落ちている様子でしたが頑張って笑顔も見せてくれました。
現在のガンの進行の様子をお医者さんから説明してもらったそうです。
レントゲン写真を見せられて、再確認しながらうなだれてしまったと・・・
付きっ切りで看病してる奥さんが話してくれます。奇跡は起きそうにもありません。
今度の日曜日はお孫さんの七五三。「退院出来るでしょう。」と言われているらしいです。
「お正月は迎えられるかも知れませんよ。」それはどういう含みがあるのでしょう?
奥さんは覚悟を決めているようです。
「好きなことをして、好きなものを食べさせてあげたい。痛みは少なくしてもらいたい。」
それが今の精一杯の気持ちだと・・・
5階の病室の窓から手を振る友達は、優しい笑顔で送ってくれました。辛いですね。
命の終わりは誰にも分りません。今を大事に・・・
オリオン通りや岡島デパートの辺は以前は賑やかな街でしたが・・・
今日山梨から帰宅したのですが、甲府には立ち寄りませんでした。石和温泉で降りました。
塩山を通り過ぎる時、momoさんのお家はどちらの方向かと山の方を眺めました。故郷の山並みはいつ見ても懐かしいものです。
母と一時を過ごしてきました。春会った時よりも少し話せるような感じがしましたが、本当に人の命は神様のみぞ知る・・・ですね。
旦那さまの友人の方も一日も長く家族の傍にいて欲しいですね。
甲府は本当に寂しくなってしまいました。
以前は岡島の駐車場に入るのに順番待ちの車が並んでいたものでしたが
今は警備のおじ様が暇そうに立っていらっしゃいます。
我が家は塩山駅から大菩薩に向かって5Kほど上ったところです。(^-^)