朝目覚めると、そこは雪国だった。天気予報が当たりました。
久しぶりに見る雪景色です。これだけの雪でも中央道は通行止め。電車も運休しています。
「山梨は何かあると陸の孤島になる」と言われます。が、本当のことなので反論できません・・・
今日は東京も大雪でした。成人式の振袖姿のお嬢様たちはお気の毒でしたね。
雪の中に凛?と立つロック。何を思うのか?
雪が降るので「どんど焼き」はPM4:00スタートでした。休日なので出足は多かったようです。
小さな道祖神のお祭です。「おぶっこ」(ミカン、煮干)を頂き、お神酒を頂き、新年の挨拶を交わします。
毎年火の勢いが良すぎて道祖神の木の枝に燃え移らないかと心配するのですが、今夜は雪で湿っていました。
「おめだんご」を作って持って行きます。火の中に入れて焦げ目が着くぐらいまで焼きます。
それを食べると虫歯にならないなど、色々謂れがあるようです。お習字の紙を燃やす風習もあります。
炎の勢いで高く上がるほど字が上手になると言われています。
都会ではありえない風景ですね。こんな行事が続けられるのも田舎ならではです。
明日は足元が滑りそうです。ご出勤の皆様、お出掛けの皆様はお気をつけて歩いてください。
ただ、地元の消防団(消防団のハッピを着た若者たち)が参加していたのですが、お酒を飲んで、帰りに消防車を運転して帰っていきました。もう時効ですが、びっくりしたのを覚えています。
TV二ュースを見ましたが其方の方は大変大雪でしたね。とんど焼は各地言い方が有りますが地域の伝統行事でもあり何時までも残したい日本の原風景でも有りますね。雪の中のとんど焼は風情がありますね。
此方はこんな行事は全く無し。ただ、12日に近くの神社でしめ縄や古いお札を燃やすチョットした行事がありました。
燃やす器は篝火を炊くくらいのぼんぼりに似た鉄製の器です。
こんな大きな篝火・・・見たいです。
その昔、消防団は何でも許されていたようです。
海外への派手な旅行もあったとか・・・
今は流石に夜警のあとの酒盛りは無いようです。
「貧乏持って行って果報持って来い!」と皆で叫ぶのです。
こんな虫のいいお願いを、神様は苦笑して聞いていらっしゃるのでしょうか?
古来の行事は出来るだけ残したいものですね。
農村地域でなければ、火を燃す神事も存続できなくなりましたね。
昔は子供達がたくさん集まりましたが、今では子供が減って寂しくなる一方です。