今日も穏やかな天気でした。昨日ほど暑さは無く、絶好の畑日和です。
きょうも一日黙々と働きました。昨日と変わったことはありません。
が、今日突然おばあさんが「善光寺に行くので駅まで送って行って欲しい。」と言ってきました。
甲府の善光寺とばかり思っていたら、長野の本家本元の「善光寺」に行くというのです。
山梨市に住んでいる、おばあさんの妹(連れ合いの伯母)と二人で行き当たりばったりの旅?
松本行きの鈍行で2時間30分、松本から長野までは1時間ぐらい掛かるでしょう。
しかも宿も取っていないとか・・・高貴高齢者の二人で強行スケジュール!大丈夫でしょうか?
ご本人はいたってあっけらかんと「何とかなるずら」と。
夜になっても電話もありません。便りの無いのは良い知らせとは言いますが・・・
宿が決まった時点で連絡の一つも入れるものでしょう?姉妹でくつろいでいるのでしょうか?
まあお元気で何よりです。残されたおじいさんは、今夜も元気に飲んでいます。(^-^;
おばあさんの留守には少しのんびりして、羽を伸ばしているようです。(内緒です・・・)
NHKの朝の連ドラ「瞳」では里親制度が描かれています。
親が育てられない子供達を引き取って、里親として預かり育てる制度です。
何となくは知っていましたが、この番組でその難しさ、承認を受けるまでの慎重な調査、
そんな事情を始めて知りました。
昔から「生さぬ仲」の親子関係はありました。子供の無い人が「もらい子」として育てることも。
再婚相手の「連れ子」という生さぬ仲の親子関係もあります。
本当の親子でも問題はたくさん起きます。ましてや心に傷を持つ子供達です、どんなふうに
付き合えば心を開いてくれるのか?苦労は多いのでしょうね。
近くに子供に恵まれず、赤ちゃんのうちに養子にして育ててきたご夫婦がいらっしゃいます。
小学校、中学校と何もなく成長し、高校の頃でしょうか、養子という事実が分かったのは。
成人して働き始めて失敗したのか、長い間ひきこもりのときを過していたようです。
広い畑で農業を営んでいらっしゃいます。その忙しさは我が家の数倍・・・
親がどんなに忙しくしていても、部屋にこもって一人の世界を作っていました。
彼にも色んな思いがあり、苦しんでいたのだと想います。ご夫婦も仕方ないと諦めていました。
が!先日おばあさんが亡くなられたのですが・・・その日から引きこもりをやめました
締め切っていた窓を自分で開け放ち、外に出るようになったのです。
まるで違う人のようにしっかり人の目をみて話、畑仕事も頑張って手伝うようになりました。
どんなに言って聞かせても、どんなに頑張って立ち直ろうとしてもダメだったのに・・・
生さぬ仲のお婆さんが亡くなったのをきっかけに彼は動き出しました。
そこにどんな事情があったのかは知る由もありません。
おばあさんにしてみれば「血を分けた孫」ではないことが、納得できなかったのかも・・・
その気持ちを感じて重石になっていたのか・・・?本人にも分からないのかもしれませんね。
人の心は複雑です。自分の思い通りにさえならないことも多いですね。
畑で親子3人で働いている様子を見ると、「良かったなあ」と心から思います。
今まで苦労してきた分、幸せな家族になって欲しいと思います。
黄色のツツジです。あまり見かけない色なのでアップしてみました。
言葉では言い表せない深い思いを抱えて過した時期もおありだったのでしょうね。
私は色んな土地で暮らしましたが、家族と離れて暮らしたことはありません。
ど~もさんの、心に残る優しさ、ものの考え方、深い生き方から生まれてくる言葉なのだと・・・改めて感じています。
東京の旅は楽しかったですか?3日は私も東京にいました。
黄色いツツジ、珍しいですよね。お隣の庭に咲いています。
分けてもらって挿し木にしてみようかな?
本当は贅沢なことかも…。
私も何はなくても自然がいっぱい。
贅沢かもしれないな。
里親…、言い尽くせないほど難しいことでしょうね。
育ててくださる心がけ…、並大抵の気持ちで出来ることではないでしょう。
人の心は理屈では割り切れないことが沢山あって複雑。
私は母の実家に子供が居なくて養子に…。
わだかまりが消えなかった。
母、子とも他人がどこかに…。
両親は二人ずつそんな関係でいました。
ちょっとしたきっかけが良くも悪くもと言うことがありますね。
お話の方は良い方向へと…。
良かったです~~。
でも、自分の子を育てるより 大変でしょうね。
黄色のつつじ、初めて見ました。紅葉したイチョウのような色ですね。