ひよこのごはん

美味しいものが大好きな、ひよこの日常。只今、決死の減量中のため食いしん坊を封印中なのだけど・・・。

京都グルメ旅 木乃婦

2010-09-02 | きままな旅
今回の旅行で一番の贅沢。

「木乃婦」で京料理をいただきます。

お店の暖簾をくぐると、京都ならではの細くて長い通路を通り、お店の入り口へ。
建物も手入れが行き届いていて、趣があり、落ち着く雰囲気。
通されたお部屋も素敵で、はじめに出された冷茶は驚くほど美味しいお茶です。

冷酒が入った器も素敵。

これは、期待できそう。

お部屋から見える中庭の緑が、外の暑さを忘れさせてくれる。

お料理を待つ時間も贅沢に感じます。

トウモロコシのすり流し。

思ったよりもコクがあって美味しい
料理を食べる前の準備にピッタリ。

この一皿は、本当に美味しかった!

トロの握りは、味付けも絶品で、上に乗った大根おろしの香りが良く、口の中を爽やかにしてくれます。
あわびはビックリするほど柔らかく、味がしっかりとしみていて美味しい。

お刺身が乗った氷も、野暮ったくないのに驚き!
やっぱり、京都~

はもは、もちろん美味しいけれど、車えびの火の通り具合が最高♪
梅だれ、ポン酢、お醤油をお好みでつけて頂きます。
特に、ポン酢は美味しくて、絶対に真似できない味でした。

はもと松茸の土瓶蒸し。

お出汁が、本当に、本当に美味し~い!
これとご飯で十分っていうくらい満足する出汁です。

鮎の塩焼き。

鮎は、柔らかく、ふっくらと焼けていて骨まで食べられてしまいます。
横に添えられたレンコンの酢漬けのようなものも絶品で、付け合わせでは勿体ないくらいです。

稲庭うどん。

ウニは、あまり好きではないと思っていたのに、これは甘くてトロンとしていて美味しい!
この料理には、絶対に必要と思わせるほどピッタリと合っています。

フカヒレと胡麻豆腐。

これも、お出汁が絶品です。
と言っても、ほかの出汁とは全く違い、コクがあって深い味。

鯛飯と赤だし。

鯛めしのご飯は、全く魚臭くなく、薄味で素材の味がしっかりしています。
生姜や梅干、紫蘇などでサッパリとした味に仕上げてありました。

お腹は限界なのに、出てきたデザートは大きなゼリーとアイスクリーム。

おまけに、美味しいんですもの!食べない訳にはいかないでしょ。

日常とは別世界の心地よい空間で、自宅ではとても使えない素敵な器に盛り付けられた、自宅では絶対に食べられない味のお料理を食べて、大満足!

なかなか行けないお値段だけど、それ以上の満足が得られます。
一生のうち、一回は行ったほうが良いお店。
だけど、絶対に真似が出来ない味だから、勉強にはなっているかどうか・・・

おまけに、この時、カンちゃんのお姉さん珍しく体調不良。
暑くて冷たいものを飲みすぎた為か、胃が弱っていたのです。
「食欲が落ちれば…」って思っていたけれど、なにも美味しいものを食べる時に限って落ちなくても良いのにー