アナベルの切花

どこもかしこも、紫陽花の花が綺麗ですね。

だけど、紫陽花は場所をとるから、狭い庭では敬遠しがち。


ひよこの母さんも植えては抜いてを繰り返し、今、庭で唯一の紫陽花はアナベル。

2年前に挿し木したものが、よく咲いています。

2週間ほど前は緑色で、こんなに小さかったけれど、ゆっくりゆっくり咲き進みました。


手のひらくらいの真っ白な花が、幾つも咲いて涼しげです。


やっと綺麗に咲いたと思ったら、お母さんは、さっさと切ってしまいました。

クレマチス以外は、ジョキジョキ切るのが好きらしい。


だけど、どうせ白いアナベルの花をいけるなら、薄暗い場所にある濃い色の家具の傍が良い。

真っ白い花だから、シックに飾って欲しいわ。
それに、暗い場所を明るくして、ジメジメした梅雨を爽やかにしてくれそうだもの。

それも、ガッツリと沢山飾ったら素敵だろうなぁ。


花が増えるであろう、来年以降に期待することにいたしましょう。

モモちゃんの復活

月曜日の深夜。

モモちゃんが、大きな声で「きゅーーー！」と一声鳴いた。

慌てて駆けつけると、目は虚ろで、血の気が全くない。
「今度こそ、もう本当にダメなんだ…」と、誰もが思いました。


その後、血の気は戻ってきましたが、足に力は入らないし、うつ伏せになったまま動かず、目は虚ろなまま。
ひどく具合が悪いから、抱き上げようとすると怒り出します。


食べ物は全く口にせず、注射器で口に水を入れてもほとんど吐き出してしまい、ほぼ何も口にしないまま3日間。

それでも、目に力が戻ってきて、もしかしたら持ち直すかもしれないと病院へ連れて行き、点滴をして、ステロイドと利尿剤を投与されて帰ってきました。

すると、水を飲み始め、また暫くすると、（お腹がすいた）と言い出します。


今では、足の弱り以外ほぼ復活。

横になって眠るモモちゃんを見ると、こちらまで幸せになります。

年配の犬には、暑さが大敵！
保冷材を数十分おきに脇や股に入れてあげます。


ヨタヨタ歩くのが気になって、少しでも歩きやすいようにと爪を切ってあげました。

指の間の毛も切ってあげたら、足がとっても可愛い。

よく歩いていたから、爪が伸びなかったモモちゃん。
18歳にして初めて親指以外の爪を切りましたが、具合が悪かったせいか大人しくしていました。


何度も復活を遂げるモモちゃん。

その度に、モモちゃんの大切さを思い知らされます。


お別れは仕方がないことと分かっていても、生きていてくれるだけで嬉しい飼い主なのです。

百合の花

ひよこの庭には、あれこれ沢山植わっている。

花好きのお母さんが、あれもこれもと植えるから。


百合も色とりどり、大きさも、咲き方も違う花が植わっていますが、今年は花つきがやや悪いそうです。

そんな百合の中で一番に咲いた花。

芽出し株を買ってきたであろう、名前が不明の百合が多い。

ちょっと変わったピンク色の花も。

今の時期咲いている花に比べ、百合の花は大きいので目立ちます。

先日の台風にも負けず、咲いてくれました。

弱そうなのに、植物って強い！



只今、ひよこは風邪ひき中。

2週間ぐらい経っているけど治らない・・・。

弱そうに見えて強い食物とは反対に、強そうに見えて弱いんです。


とはいえ、今年の風邪は手ごわいようですから、皆様もお気をつけて。

梅の時期

梅のシーズンは、忙しい。

ジュースを作ったり、梅干しを作ったりするけれど、梅が出回る時期は、ほんの数週間。

ぼやぼやしていると、梅が無くなってしまいますからね。


やっと買ってきた梅。

黄色くなるまで転がしておきます。

梅の甘い香りは、なんだか幸せになる。
漬ける前のお楽しみ。

黄色くなった梅は、アク抜きのため水に漬けました。

一晩経ったら、塩漬け。

作業はそれほどないけれど、時間が掛かる梅干作り。

出来上がりは、まだまだ先です。

初夏の花たち

台風一過の今日、庭に出たら見違えるようでした。

こぼれんばかりに咲いていたクレマチス「エミリア・プラター」が、ほとんどすっ飛ばされて、薄いブルーだった窓からの景色が緑に変わっていたのには特にビックリ！

まぁ、あんなに強い風と雨ですから当然なのですが、絵を掛け変えたかのような変化は驚きです。


他にも小さな傷みは沢山ありましたが、大体無事。
良かった、良かった。


背が高めのストケシアの花は、今日も元気に咲いていました。



フロックスも、倒れずに頑張った。

でも、このフロックスは、葉も花も暑苦しい色だからあまり好きじゃない。

背が高いフロックスは、いろんな色を植えたけど、残ったのはこれだけ。
ひよこの庭は風通しが悪いものだから、うどん粉病にかかって、いつの間にか消えてしまうから。


ヘメロカリスは、一日花だから問題なし。

大きくて、赤い花は、暗い場所でも目立っています。

何も考えずに買ったヘメロカリスなので、狭いひよこの庭では大きすぎて邪魔な存在。
いつの日だったか隅に追いやられたけれど、その場所が気に入ったのか、毎年よく咲いてくれます。


人間だって飛ばされそうなほどの風だったのに、頑張った花たちは偉い！偉い！