東京壊滅じゃけん

　ふだんおバカ情報をお届けしとるアナクロメディアじゃが、きょうはちょっとマジメじゃけん。

ニッポンのちきうじんの多くは、この世の中をどう思うとるんじゃろう？。

わしは、けっこう危惧しとるけん……。

このクニはいま戦争しとらんし、テロの不安もすくないけん。

それでも、軍備を拡張しとるんは知っての通りじゃ。

もちろん、朝鮮半島だとか東アジアの情勢を大義名分にしとるけん。

最新の戦闘機や、空母の配備も支持されとるんじゃろう。

自国の安全のタメに、憲法改正も賛成！。

こーゆー風潮、想像なんじゃが戦前の日本もそうだったように思うけん……。

「欧米の植民地支配からアジア各国を解放するために、軍備を拡張しますけん！」

そんな大義があったハズじゃ……。

それがどーゆー結果になったかは、いうまでもないじゃろう。

主要都市は徹底的に爆撃されて、大勢の市民が犠牲になったけん。

このコトをアメリカに責める気はさらさらないんじゃが、やっぱり非戦闘員を無差別に殺害する行為は許しがたいもんがあるけん。

きょう３がつ１０にちは、東京で１０まんにんもの市民が犠牲になった日じゃけん。



こーゆー記憶を風化させんコトはダイジじゃのう……。

国際問題、とくにならず者と呼ばれる相手に武力で対抗するんはカンタンじゃ。

でも、もっとほかの手段を模索せんコトには、泥沼化しとる多くの紛争をくり返すだけじゃけん。

理想論かも知れんのじゃが、理想もなく展望を開くコトはできんじゃろう。