「フーガはユーガ」伊坂 幸太郎
毎年、誕生日に2時間おきに入れ替わる双子の優我と風我。
父親から虐待、母親は無関心。
辛いったらない、そんな彼らの話。
フーガとユーガの環境の厳しさにしんどいと思いつつ
あの伊坂氏独特の
軽快にひどいこと書く語り口に乗せられて
グイグイ読めた。
この終わり方は、辛いなぁ。
お見事な伏線回収はいやらしいくらいです。
他作品の登場人物も登場(私は読んでいない作品)とのこと。
読まねばなぁ。
もうちょっと、幸せなの、読みたいなぁ。
フーガはユーガ | |
伊坂 幸太郎 | |
実業之日本社 |