こんなにいい天気なのに

同僚が亡くなりました。

5月4日に職場で会って、
たわいもない話をしてそれが最後でした。

時々、飲み会に誘ってくれました。
お酒とタバコを愛した彼女は
享年46歳。

夫が単身赴任しているので
自宅で1人でいるときにその時が来てしまったのです。

5月6日に無断欠勤をした彼女。
10数年勤めて初めてのことで
皆が心配しました。

携帯電話をかけ、自宅電話をかけ
LINEを送信。


5月7日になっても既読のつかないLINE。
電話もコール音が鳴るばかり。

その日の夕方に
仕事で戻れない夫の代わりに
妹さんがが自宅に入って
彼女を見つけたのです。

昨夜の通夜では詳細はわからず、
彼女がいつ亡くなったのか
心不全を起こした原因は何だったのか。

わからないことだらけですが
彼女がもうこの世にいないことだけが
わかっていることです。

あぁ、エンディングノートを書こうと
思ったのです。
その時の妹さんのことを思うと
その時のご主人のことを思うと
娘を亡くした母を思うと

誰にもみとられずに亡くなった彼女を思うと
生きているうちにできることは
先延ばしにせず、やらなくてはいけないと
思ったのです。

そして、
さようなら、利恵ちゃん。
ありがとう、利恵ちゃん。