これは2020年12月
GO TOが盛んであった頃、
城崎温泉へ行ったお話です。
城崎温泉へ行ったお話です。
楽しかった、城崎温泉は楽しかった。
堪能した。
温泉というのはいいものだ。
そして、外湯の半分くらいは改装されており綺麗だった。
お風呂にはお風呂の入り方が漫画で(手塚治虫の)解説されており
インバウンドが多く、そして多く見込まれていたのだということが
わかり、切なくなった。
初日、
城崎温泉駅に着いて列車から降りたときの娘のイヤホン紛失であるが
ゆきの列車が城崎温泉について降りる準備をしていたら
「あっ」と彼女は言った
イヤホンを落としたと。
ならば、この列車はこの先には進まないので
皆が降りてから確かめようということに。
しかし、ない。
で、仕方あるまい、
運転席から降りてくるおそらく運転士に
事情を説明する。
マスク越しではあったがけっこうなイケメンで母は驚く。
しかも、爽やかに、超爽やかに
「探しましょう、時間は有ります」と言って(あくまでも爽やかである)
後ろの車両からやって来る車掌2名と共に
シートをくるりと回したり座面をはがしたりして探してくれた。
しかし、見つからない。
もう、いいですよ、すいませんという気分であったら
なんと、窓越しに改札にいる車掌が小さなものを振った!
あきらかイヤホン、と思われる。
列車の車掌の女性が叫んだ「それ!!!」
ということで
「あったようですよ」と促され
列車を降りた娘。
結局、落ちていたイヤホンを拾った人が改札に届けてくれた、という
ことであったようだ。
あ、気づけばお礼をきちんと言ってない。
あの、イケメンの運転士にも。
拾ってくれた人も、改札の駅員も
列車の車掌も運転士も、ほんとにありがとう。
そして、こういうことは声に出したほうがいい。
電話はちょっとということで
細かーく個人が特定されるようにJR西日本にメールを送る。
きちんと伝わったようで、
よかった。
本当にありがとう。
感謝です。
ということが旅の始まりで、終わりはたまごパン。
良き旅でした。