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moon

映画「決算!忠臣蔵」M2019-21



「決算!忠臣蔵」

色々と批評はあるようですが
私は父が播州の生まれ(正確には播州赤穂の近く)ということもあり
赤穂浪士は大好きであります。

高校生のころ大河ドラマで緒形 拳 が大石蔵之介を演じていて
それが私にとって一番心に残る忠臣蔵なのであります。
しかし、記憶というのは塗り替えられるもので
野村義男が大石主税を演じていたと思ったら全然違いました。
そして、小林薫が堀部安兵衛だと思っていたら不破数右衛門だった。
んー、また見たい。
「お葬式」という映画を観るまで私はずっと伊丹十三を嫌いだったのよねぇ。
討ち入りの時なんてもう!!!という感じで大興奮したものだ。
灯りのないときに周りの家の人が提灯をだしてくれたり
合図に大騒ぎしなかったりと協力的なのね、仇討ちに。
あ、ここまでは昭和の大河ドラマの感想であった。

さて、今回は決算というだけあって経理に光を当てており
そして、何といっても現在の円に換算してくれる親切さ。
めっちゃわかりやすかった。
面白かった。岡村さーん、がめっちゃよかったよ。
堤真一が上手いのはもちろんのこと。
そして豪華な役者人、そらおもろいわ、てな感じ。
しかし、討ち入りシーンを大胆にカットしたこの作品、
あ、見たい、討ち入り見たいと思わせることこの上ない。
この先も作ってくれへんかなぁ。
不破数右衛門の横山裕もよくてねぇ。
私は最初、彼だと思わず大衆演劇の殺陣の上手い人かと思ってたのよ。
よかった、その先にある死を思わず忘れてしまうほどだった。
早く討ち入りしたらそれだけ予算が低くてすむなんて考えねぇ
だってその先は1銭もかからないとみんな思ってるんだもんね・・・

いやぁ、面白かったです。
読もうかなぁ、赤穂浪士。
火消しだったってことも実は初めて知ったのですなぁ。。。無知

そうだ、ついでを言えば、
赤穂出身の浪士にはガッチガチの播州弁喋ってほしかったなぁ。
みんな大阪弁だったもんなぁ。

知ってる?播州弁。
子どもの頃は叔父や従兄弟たちと話すの怖かったからね、わたし。
いまは結構好きだけどね

 

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