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moon

通勤読書947 河童かと思った。

「星の子」今村夏子

親の目線では宗教に傾倒するあまり、
娘を修学旅行さえ行かせられないほどの経済状態って
どうなの?と思う。
けれど
白いタオルを頭にのせて水をかけあう、
この両親はなんか幸せそうに見えた。
その姿は異常に見えても。

しかし、長女は家を出て行き
次女の主人公であるちひろは自我に目覚めつつある。
ちひろはこれから、両親の信じるものに対して
どんな行動をとるのだろう。

親戚のおじさんの存在は大きいと思うのだけれど
どの着地点も予想できる
不思議な感覚だった.

星の子
今村夏子
朝日新聞出版

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