moon

空を仰ぐ



もしも、観られることなら劇場で観たいと思っていた。

「ショーシャンクの空に」

期間限定でロードショー。

本当は、ゆっくり1日休みの日に観ようと思っていたのだけれど、
午後からは参観日にあたっていた。
午前中に観賞。

やっぱり、やっぱり、素晴らしい。
秀作だ、名作だ。
私の好きな映画の中に必ずランクイン!
ずっと前に観たこの映画を、思い出しながら、じっくりと観た。

モーガン・フリーマンの語りも、静かで、絶望している
罪人そのものだ。

法を破って捕まった囚人と
人としても罪を犯したけれど囚人を監視する側の罪人。
刑務所の役人。

この不幸な人間の力関係に油断していた。
だから、トニーが殺されるときビクッとした。
隣の人がそれに驚くぐらいビクッとしたと思う。

そして、最後の脱獄劇。
所長がアンディの牢獄で磨かれた石を投ながら怒り狂うのは
結果を知っている私には小気味いいほど。
石が女優のポスターを突き破り、脱走するための穴を発見した時の
爽快感。

下水管から出てきたアンディが雨降る夜空を両手を広げて仰ぐ、
あの、あまりにも有名なシーン。

鳥肌ものだ。

大金を手にする彼に心の中で拍手を送る。
彼は無実だったのだから、これが初めての罪だな。

それにしても、希望は素晴らしい。
ただ、希望をもつにも様々な条件が必要なのだ。
希望を持つのにもパワーがいる。

でも、希望は、全ての人を支える。







ブログランキング・にほんブログ村へ


blogram投票ボタン

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画とかテレビとか舞台とか」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事