「神様の住所」九螺ささら
短歌とエッセイの組み合わせ。
ものすごく興味深い魅力的な本だった。
言葉に対する感性と文字に対する感性とが
哲学的というのだろうか
(そもそも哲学をよくわかっていないのだけれど)
この人が凄い感性を持っていることだけはわかる。
最初から最後まで
とてつもない引力に引き寄せられるようだった。
増殖する「ふえるわかめ」の話とか
「!」「?」で進む会話も面白かった。
「赤の他人と白い恋人」とか。。ククッ
是非とも、最初の歌集も読んでみたいと思った。
だが、しかし、こういった圧倒的な人を知ると
自分の能無し感ばかりが感じられて
嬉しいが落ち込む。
隠された感情を言葉と言葉の間から
引っ張り出して楽しむ短歌は誠に奥深い。
いつもいつも三十一文字に苦しめられて、
絞り出し、ひねり出し、
圧倒的に少ない語彙に打ちのめされる私である。
この人の脳内で溺れてみたい。
「言葉にできない」というのは敗北だとインタビューで
答えているささら氏の爪の垢がほしいぜ。
短歌とエッセイの組み合わせ。
ものすごく興味深い魅力的な本だった。
言葉に対する感性と文字に対する感性とが
哲学的というのだろうか
(そもそも哲学をよくわかっていないのだけれど)
この人が凄い感性を持っていることだけはわかる。
最初から最後まで
とてつもない引力に引き寄せられるようだった。
増殖する「ふえるわかめ」の話とか
「!」「?」で進む会話も面白かった。
「赤の他人と白い恋人」とか。。ククッ
是非とも、最初の歌集も読んでみたいと思った。
だが、しかし、こういった圧倒的な人を知ると
自分の能無し感ばかりが感じられて
嬉しいが落ち込む。
隠された感情を言葉と言葉の間から
引っ張り出して楽しむ短歌は誠に奥深い。
いつもいつも三十一文字に苦しめられて、
絞り出し、ひねり出し、
圧倒的に少ない語彙に打ちのめされる私である。
この人の脳内で溺れてみたい。
「言葉にできない」というのは敗北だとインタビューで
答えているささら氏の爪の垢がほしいぜ。