2日に亘って騒いだ財布は見つかった。
でも、家賃と生活費は、すっかりなくなっていた。
それが直接の原因で今日は精神状態が今年でも最も悪い。
今の心境と身体状態を記録しておくことで今後精神状態が芳しくないときへの参考としたい。
◇
13:00頃学校から電話があった。
なんでも、財布が見つかったから取りに来いということ。
調布駅の改札で見つかったらしく、明大前に出向くことになった。
特に労せず遺失物保管所に着いた。
おばさんに名前と財布と無くした日を訊かれる。そして答える。
戻ってきた財布は、明らかに厚みがなくなっていた。
おばさんは言う。
「サイフの中には、千(数百)円が入っておりますが、間違いありませんか?」
…何を言っているんだ、このおばさんは?
間違いないわけないだろ!? 八万円だよ、八万(大体この程度の金額)。
「はい」と返事しつつ、「はい」などとわざわざ返事しなければならないような
質問をしたおばさんに腹が立った。
千数百円なんて言っていたが、要は小銭入れに入っていた500円玉2枚+小銭のことだった。
札はまったく入っておらず、きちんとの割引券だけ申し訳程度に入っていた。
倹約しなくちゃならない。
それは仕方がない。
サイフを落とした以上、現金が残っている保証はない。
それは、理屈ではわかる。
だが、「現金を抜き取ってサイフだけ捨てる」という種類の、悪意でしかないものに触れるこの不快感は…
誰に向けていいかわからない憎悪感は、いつしか周囲のあらゆる人に対して向けられた。
実際になにかやらかしたということではないが、多分負のオーラを発していたに違いない。
金を取った奴が一刻も早く○○ことを天に願った。
(青少年にとって有害な文なので伏字にした。)
◇
気を取り直してバイト。
結局、失った金はここで取り戻すしかない。
研究とオケとさらに回数の多いバイトの両立なんてできるのだろうか?
と思うが、結論から言えば無理だろう。
お金を貰うために働くのがアルバイトだ。
今日は、その定義がいつになく似つかわしく思えた。
会社の引越しに伴うケーブル類整理などをしていたが、その作業は気分を安定させてくれた。
会社のPCがこの間壊れたPC(今復活して動いてくれてるけどね)と同じ状況になっているものがいくつかあった。
PCが壊れたときも相当焦ったが、その経験はどうやら僕の肥やしになってくれたようだ。
こういう日に限って(?)社員さんがピザをおごってくれた。
これは、本日唯一の僥倖という他はない。
◇
研究室に戻る。
皆帰ってしまい、10分位で僕が一人になる。
今日は誰とも話したくなかったので、好都合だったかもしれない。
ここで僕は幽玄漫玉日記6巻の玉吉をなぞることになった。
具体的には、一度始めたソリティアを永遠に続けるという症状のことである。
桜玉吉が鬱病になったときにソリティアをやっていた気持ちがとてもよく判ったような気がした。
(もっとも、あちら的には迷惑な話かもしれない。)
23:00~4:00くらいまで。
なんと5時間ぶっ続け。トイレも行かず、誰からもメールは来ない。
もはや目的などなくなっていた。ハイスコア更新もやがて疲れておぼつかなくなる。
でも、どういうわけかやめられない。
下手すれば朝まで続いていた勢いだったので、4:00にやめることができた今日の俺は、ちょっとエラい。
◇
明日には、希望を口にしようと思う。
それにしてもこういう日は、成功した自分の映像なんて描けない。
周りの人がとてもよくしてくれたことが僕にとっては唯一の幸せだった。
寒いのであったかくして寝よう。
でも、家賃と生活費は、すっかりなくなっていた。
それが直接の原因で今日は精神状態が今年でも最も悪い。
今の心境と身体状態を記録しておくことで今後精神状態が芳しくないときへの参考としたい。
◇
13:00頃学校から電話があった。
なんでも、財布が見つかったから取りに来いということ。
調布駅の改札で見つかったらしく、明大前に出向くことになった。
特に労せず遺失物保管所に着いた。
おばさんに名前と財布と無くした日を訊かれる。そして答える。
戻ってきた財布は、明らかに厚みがなくなっていた。
おばさんは言う。
「サイフの中には、千(数百)円が入っておりますが、間違いありませんか?」
…何を言っているんだ、このおばさんは?
間違いないわけないだろ!? 八万円だよ、八万(大体この程度の金額)。
「はい」と返事しつつ、「はい」などとわざわざ返事しなければならないような
質問をしたおばさんに腹が立った。
千数百円なんて言っていたが、要は小銭入れに入っていた500円玉2枚+小銭のことだった。
札はまったく入っておらず、きちんとの割引券だけ申し訳程度に入っていた。
倹約しなくちゃならない。
それは仕方がない。
サイフを落とした以上、現金が残っている保証はない。
それは、理屈ではわかる。
だが、「現金を抜き取ってサイフだけ捨てる」という種類の、悪意でしかないものに触れるこの不快感は…
誰に向けていいかわからない憎悪感は、いつしか周囲のあらゆる人に対して向けられた。
実際になにかやらかしたということではないが、多分負のオーラを発していたに違いない。
金を取った奴が一刻も早く○○ことを天に願った。
(青少年にとって有害な文なので伏字にした。)
◇
気を取り直してバイト。
結局、失った金はここで取り戻すしかない。
研究とオケとさらに回数の多いバイトの両立なんてできるのだろうか?
と思うが、結論から言えば無理だろう。
お金を貰うために働くのがアルバイトだ。
今日は、その定義がいつになく似つかわしく思えた。
会社の引越しに伴うケーブル類整理などをしていたが、その作業は気分を安定させてくれた。
会社のPCがこの間壊れたPC(今復活して動いてくれてるけどね)と同じ状況になっているものがいくつかあった。
PCが壊れたときも相当焦ったが、その経験はどうやら僕の肥やしになってくれたようだ。
こういう日に限って(?)社員さんがピザをおごってくれた。
これは、本日唯一の僥倖という他はない。
◇
研究室に戻る。
皆帰ってしまい、10分位で僕が一人になる。
今日は誰とも話したくなかったので、好都合だったかもしれない。
ここで僕は幽玄漫玉日記6巻の玉吉をなぞることになった。
具体的には、一度始めたソリティアを永遠に続けるという症状のことである。
桜玉吉が鬱病になったときにソリティアをやっていた気持ちがとてもよく判ったような気がした。
(もっとも、あちら的には迷惑な話かもしれない。)
23:00~4:00くらいまで。
なんと5時間ぶっ続け。トイレも行かず、誰からもメールは来ない。
もはや目的などなくなっていた。ハイスコア更新もやがて疲れておぼつかなくなる。
でも、どういうわけかやめられない。
下手すれば朝まで続いていた勢いだったので、4:00にやめることができた今日の俺は、ちょっとエラい。
◇
明日には、希望を口にしようと思う。
それにしてもこういう日は、成功した自分の映像なんて描けない。
周りの人がとてもよくしてくれたことが僕にとっては唯一の幸せだった。
寒いのであったかくして寝よう。