ブランド総合研究所なるところから魅力度調査の調査結果が出てニュースへ。
紹介のされ方は、”茨城県がついに連続最下位脱出へ”。
ニュースを斜め読みする人にとっては北関東の最下位争いが見てて笑えるといったくらいの扱いである。実際今年は栃木が最下位の座に君臨することとなったようだが、
茨城と言い栃木と言い"関東地方の看板"を基準に魅力を押し下げて見られている印象がある。
『関東地方の癖に都会じゃないし』、自然も普通、というか。。。
まぁそういうマジレスはともかく、茨城県民が最下位を脱出したことを悲しんでいるニュースが一番面白いのだが。
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何となく気が向いて研究所のサイトを覗いてみた。
ランキングだけは無料で閲覧できるが、詳細データは数万円掛かるのでおいそれとは見られない…ということで、無料で見られる範囲ではランキングの順位に目をつけて一喜一憂することしかできないんだなという事が分かった。
なお、ここから2009年~2011年の調査データをDLすることが出来る。
古いデータなので無料で落とせるということかな?
我が故郷、福島県の2011年のデータを見たが、変動が凄まじく、戦慄した。
それまでは何のメディアでも福島の名前を聞きませんでした、だったのに
2011年だけ"ニュースで名前を聞いた"が47都道府県中1位に。
2011年に望ましからざる理由で世界に知られることとなった福島だが、
国内の認知はどう変化していったかが知りたい。
2011年~2020年までの福島県のデータの変遷は見てみたいなぁと思った。
他、この2009年~2011年の集計データを見てみると、
"居住意欲度"というものがある。それぞれの都道府県に住んでみたいかどうかという内容で、回答の割合が以下の数値(%)。
ぜひ住みたい 2.4
出来れば住みたい 4.2
住んでもよい 17.3
どちらともいえない 35.8
あまり住みたくない 38.5
出来れば住みたい 4.2
住んでもよい 17.3
どちらともいえない 35.8
あまり住みたくない 38.5
こんなに日本全国に住みたくない側に偏るならみんな日本に住むのやめたらいいじゃんみたいなことを言いたくなる。
実際は今住んでいる場所が良い、と思っている人が多いとこういうデータになるんだろうな。使いにくいデータである。