2016.5.12 17:22
チョーヤ、国際品評会「金賞」の快挙 梅酒で世界初…「響」「竹鶴」に並ぶ
チョーヤ梅酒(大阪府羽曳野市)は12日、英国で開催された酒類の国際品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)」で、「本格梅酒 The CHOYA AGED 3 YEARS(ザ・チョーヤ・エイジド・スリー・イヤーズ)」がリキュール部門で金賞を初めて受賞したと発表した。梅酒の金賞受賞は世界で初めてという。
「本格梅酒」(希望小売価格2700円)は、同社が3月に発売した。3年以上熟成させた梅酒を数種類ブレンドしており、ブランデーのような重厚な香りと複雑な余韻が特徴という。
同社は、昨年からISCに出品しており、昨年出品してともに銀賞となったた梅酒「エクセレント」と、海外で展開している梅酒「Extra Years(エキストラ・イヤーズ)」は2年連続で銀賞に輝いた。
同社企画広報推進部の森田英幸さんは「梅酒の味の豊潤さを世界に認められて大変うれしい。日本に古くから伝わる梅酒をもっと世界に広げていきたい」と話している。
ISCは1995年に設立され、英国の酒類専門出版社が主催している。世界約70カ国のメーカーが出品する世界的な酒類の品評会で、日本ではサントリーの「響」シリーズ、ニッカウヰスキーの「竹鶴ピュアモルト」シリーズなどがウイスキー部門で金賞を受賞している。
国際的な権威ある酒類品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ」で世界で初めて金賞を受賞したチョーヤ梅酒の「本格梅酒 The CHOYA AGED 3 YEARS」(チョーヤ梅酒提供)
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