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「ロボットがそこにある世界」が来た

2016-05-15 14:57:20 | 日記

「ロボットがそこにある世界」が来た
 

 ここ最近、ロボットに参入する企業が増え始めてきた。これまでロボットといえば工場で働く産業用ロボットが中心であったが、参入企業が増えたことで、家庭への進出も視野に入ってきたのだ。

 その代表例といえば、ソフトバンクだろう。

 人間の感情を認識するロボット「Pepper」を開発。今年6月にはPepperを1000台、一般に向けて販売。わずか1分で完売したという。

スマホで成長した企業が、その技術を生かして開発

 また、NTTドコモも、タカラトミーとロボット「OHaNAS」を共同で開発。NTTドコモが持つ自然対話プラットフォームを採用し、OHaNASと自然な会話を実現している。

ロボットの展示会で来場者に踊りを披露する仏アルデバラン・ロボティクスの人型ロボット「NAO」ロボットの展示会で来場者に踊りを披露する仏アルデバラン・ロボティクスの人型ロボット「NAO」

 この数年、ロボットが盛り上がりを見せる背景にあるのは、これまでスマホで成長してきた企業が「次の活路」をロボットに求めている点が多そうだ。

 当然のことながら、ソフトバンクはiPhoneを代表とするスマホで急成長を遂げた会社だ。Pepperは単にロボットとしてユーザーと会話するだけでなく、アプリをダウンロードして新しい機能を追加したり、クラウドと連携したりして、進化する機能を持つ。まさに、Pepperはスマホが進化して、ロボットの形になったとも言える。

ドローンもロボットの一種

 実際、Pepperを製造するのは、台湾のフォックスコン(鴻海精密工業)という電子機器受託生産(EMS)会社だ。フォックスコンはこれまで、アップル・iPhoneの製造を請け負ってきたが、すでに普及期を迎えつつあるiPhoneばかりに頼ってはいられないと、Pepperの製造に前向きで、ソフトバンクのロボット製造子会社に出資することになった。

JR藤枝駅北口で発見されたドローン=2015年6月5日、早川夏穂撮影JR藤枝駅北口で発見されたドローン=2015年6月5日、早川夏穂撮影

 また、何かと最近、お騒がせの無人飛行機「ドローン」もロボットの一種とされている。ロボットに詳しい関係者は「首相官邸に落ちたドローンは、スマホの技術を数多く応用している。位置情報測位や自律制御、カメラなどはスマホの技術があったからこそと言える」と語る。

 スマホは小さなコンピューターといえるが、まさにスマホ向けに開発された技術やノウハウが、ロボット開発にも生かされているというわけだ。

グーグルで「Android」を開発した張本人が

 現在、世界的に見れば、グーグルもロボット開発に積極的だ。 

 グーグルは開発を進めるにあたり、ロボット関連のベンチャー企業を次々に買収していた。

 その指揮を執っていたのが、アンディ・ルービン氏といわれている。ルービン氏は、スマホのOSである「Android」を開発した張本人であり、Androidを成功に導いたのち、グーグルでロボット開発に携わるようになった(現在では、グーグルを退社している)。

 つまり、スマホの開発をしていた人間の興味が、スマホからロボットに移ってきているというわけだ。実際、ソフトバンクでも、これまではスマホの関連事業を手がけていた人材が、Pepperや、そのほかのロボット開発に携わっているケースが多い。スマホを開発していた人材がスマホに飽き、新しいフィールドとしてロボットに目をつけたようだ。

スマホの操作が苦手な人のために

 今後、スマホの進化を語る際、IoT(モノのインターネット化)と呼ばれるさまざまなものがネットにつながり、スマホはそれらの中心に位置づけられる「リモコン」のような存在になると言われている。そんななか、ロボットは、人々がネットにコミュニケーションするための仲介役として存在していく可能性がある。

東京大学とロボ・ガレージが開発したKIROBO東京大学とロボ・ガレージが開発したKIROBO

 「スマホの操作は苦手」というシニア層であっても、Pepperに「明日の天気を教えて」と話しかけることで、グーグルを検索するということも可能になる。

 スマホを使いこなせないような人であっても、ロボットが仲介役になることで、ネットに触れて、便利に使えるようになるのだ。

 「ネット人口を広げる」という意味でも、ロボットの果たす役割は大きいだろうし、だからこそ、ネットやスマホの企業が我先にロボット市場に参入すると言えるだろう。

    ◇    ◇

 朝、目が覚めて、まず「おはよう」とロボットに声をかける。出勤したらロボットの電源をONにして一日の仕事が始まる。そんな家庭や職場の光景が当たり前になる日が間近なのだろうか。携帯やスマホを中心に執筆を続けてきたジャーナリストの石川温さんが、ロボットがそこにある世界を描きます。連載コラム「ロボットと人間とミライ」は原則として毎週月曜日に掲載します。

 

石川温

石川温

ジャーナリスト

1975年、埼玉県生まれ。中央大学商学部を経て、98年、日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社。日経トレンディ編集部で、ヒット商品、クルマ、ホテルなどの取材を行ったのち、独立。キャリア、メーカー、コンテンツプロバイダーだけでなく、アップル、グーグル、マイクロソフトなどの海外取材、執筆活動を行う。テレビやラジオなどのコメント出演も多い。メルマガ「スマホ業界新聞」を配信中。


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二足歩行・ロボホン「愛着持てる小ささ」

2016-05-15 12:40:08 | 日記

二足歩行・ロボホン「愛着持てる小ささ」

 

 

 
二足歩行やダンスができる人型ロボットの携帯電話「RoBoHoN(ロボホン)」を開発したシャープの景井美帆さん=東京都港区のシャープ東京支社で2016年4月14日、宮崎泰宏撮影

 

 シャープが26日発売する人型ロボットの携帯電話「RoBoHoN(ロボホン)」(税込み21万3840円)は、二足歩行やダンスができる期待の独自商品だ。シャープ創業者、早川徳次氏の教えは「他社がまねするような商品をつくれ」。だが、開発チームを率いた景井美帆さん(37)は「一朝一夕ではまねできない」とロボホンの出来栄えに自信を見せる。

 ロボホンの開発が始まったのは2013年春。新規プロジェクトの社内公募に、景井さんは手を挙げた。研究も兼ねて年2、3回買い替えるほどの携帯電話好き。「スマホ(スマートフォン)は形が変わりづらい商品になり、進化が止まってきた。新しい切り口のスマホを創りたかった」。著名なロボットクリエーターの高橋智隆氏とロボット電話を創ることで意気投合し、開発は始まった。

 「OK、起き上がるね」。ロボホンに呼び掛けるとスムーズに立ち上がる。だが、最初の試作の段階では安定して立てない、歩けないの連続だった。ハード面の問題がようやく解消しても、人の言葉を理解してやり取りできるようになるにはさらに時間がかかった。昼夜を忘れて開発に没頭した。社員に試作品を貸し出し、問題点をあぶり出して改善するサイクルを繰り返した。

 特にこだわったのはロボットの大きさだった。外に持ち出せなければ、高機能でも一緒に過ごせる時間は限られてしまう。超小型モーターの開発などで、ロボホンはジャケットの胸ポケットに入る大きさに収めた。「小さく持ち歩けるからこそ、ロボホンは利用者のことを深く知ることができ、利用者も愛着を持てるようになる」と話す。

 「いずれは家電とロボホンを連携させたい」というのが次の構想。そうなればロボホンは、外出先から自宅の家電を操作できる端末になり、スマホに代わる次世代の通信機器に進化する。シャープは台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業傘下で再建を図るが、「シャープらしさ」の心意気を示す商品として新市場を作り出せるか注目される。【宮崎泰宏】

 

 


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バルサ、得点王スアレスの3発で優勝決める! 24回目の優勝を連覇で飾る

2016-05-15 11:50:04 | 日記

5月15日(日)1時52分配信

14日に行われたリーガエスパニョーラ最終節、グラナダ対バルセロナの一戦は、アウェーのバルセロナが3-0で勝利している。この結果バルセロナは2位レアル・マドリーを振り切り、リーガ連覇を達成した。


過去7シーズンで5回優勝を果たし、リーガの覇権を握っているバルセロナ。一時は勝ち点12差をつけていたレアル・マドリーに勝ち点1差まで迫られているものの、グラナダを下せば無条件で優勝が決まるという状況で最終節を迎えた。

ルイス・エンリケ監督は負傷中のGKブラーボに代えてGKテア・シュテーゲンを起用したのを除き、自身の考えるベストメンバーを先発で送り出す。守備陣にアルバ、ピケ、マスチェラーノ、アウベス、中盤にブスケッツ、イニエスタ、ラキティッチ、前線にメッシ、ネイマール、スアレスが並ぶ。システムは伝統の4-3-3だ。

バルセロナは7分に最初の決定機を手にする。ラキティッチの蹴ったCKをマスチェラーノがニアで後方にすらし、中央でピケがヘディングを叩く。だが、ここはグラナダGKアンドレスの好セーブに防がれる。

同日同時刻にキックオフされたデポルティボ対レアル・マドリーでは、C・ロナウドが10分も経たないうちに先制ゴールを記録。首位バルセロナに重圧が懸かる。

緊張感が高まり始める中、バルセロナを救ったのは今季リーガ得点王(ピチチ)のタイトルをほぼ手中に収めているスアレスだった。22分、ネイマールのスルーパスがアルバに通る。アルバが中央にグラウンダーのボールを送り、スアレスが右足で合わせてネットを揺らした。

先制したバルセロナだが、守りには入らない。23分にメッシの直接FKが枠を捉えると、24分にはメッシのスルーパスにスアレスが抜け出してGKアンドレスと1対1に。しかし、角度のないところからのシュートは右に外れる。

決して手綱を緩めないバルセロナの攻撃は、38分に再び結果として実る。マスチェラーノの稲妻のようなフィードがアウベスへ。ゴールラインぎりぎりで間に合ったアウベスはワンタッチで中央に折り返し、最後はスアレスがヘディングを叩いてグラナダGKを破った。

後半開始からロッチーナに代えてクエンカを投入したグラナダは57分にこの試合最大の決定機を演出する。エル・アラビのパスからフラン・リコが抜け出し、GKテア・シュテーゲンと1対1になる。右足で放たれた渾身のシュートは、今季リーガにおいてブラーボに後塵を拝したテア・シュテーゲンの好守に阻まれた。

73分には、バルセロナの選手が倒れているところでクエンカがプレーを続行したのをきっかけに、両チームの選手がもみ合いになる。優勝が懸かった一戦で、異常な緊張感がピッチ上に漂う。

バルセロナは86分、今季を象徴するように“MSN”の連携からシーズン最後のゴールを飾る。メッシのスルーパスを受けたネイマールが、GKアンドレスを引き付けて右に走り込んだスアレスにパス。スアレスは文句なしでピチチとなるリーガ40得点目を難なく沈めた。

最終節までもつれたリーガは、バルセロナの連覇で締めくくられた。リーガ24回目の優勝を飾ったバルセロナは、今季2つ目のタイトルを懸けて22日のコパ・デル・レイ決勝でセビージャと対戦する。

GOAL


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フェイスブックを侵食する中国国営メディア

2016-05-15 00:55:59 | 日記
フェイスブックを侵食する中国国営メディア 
2016/5/13 6:30
日本経済新聞 

 世界で16億人以上が利用する交流サイト(SNS)の米フェイスブック上で、中国の国営メディアの存在感が高まっている。国営中央テレビ(CCTV)の「ファン」の数は米CNNを上回り、人民日報は米ニューヨーク・タイムズを上回った。フェイスブックが主な情報源という人が年々増えている米国では、知らず知らずに中国共産党のプロパガンダに感化されるリスクへの警戒が広がっている。

 
人民日報のフェイスブックページ

人民日報のフェイスブックページ

 問題となっているのは、国営メディア各社がフェイスブック上に開設している英語版のページ。CCTVのページに「いいね」を押しているファンの数は9日現在で2546万人と、CNN(2141万人)より400万人も多い。欧米の主要メディアでCCTVよりファンが多いのは英BBC(2927万人)だけだ。

 人民日報のファンも1861万人と、NYタイムズ(1116万人)やウォール・ストリート・ジャーナル(470万人)を大きく上回る。日本の主要メディアではNHKの日本語版ページの40万人が最多で、CCTVや人民日報のファンが桁違いに多いことがわかる。

■「ファン」が急増、1年で1500万人以上も

 

 

 そもそも中東・北アフリカの民主化運動「アラブの春」でデモなどの情報拡散に威力を発揮したフェイスブックは、中国政府によって国内でのアクセスが遮断されている。世界第2位の経済大国に関心を持つ外国人が増えているとはいえ、ファンの増え方は尋常ではない。人民日報のファンは2015年4月には300万人だったが、わずか1年で1500万人以上増えた。

 ソーシャルメディアに詳しい専門家の間では、「クリックファーム」と呼ばれる業者を使って、国営メディア各社がファンの数を水増ししているとの見方が有力だ。クリックファームは架空のアカウントやアルバイトを使い、指定したフェイスブックページの「いいね」をクリックする行為を売っている。たとえば、「WeSellLikes」と呼ぶ業者のサイトでは5万件の「いいね」が999.99ドルといった具合だ。見かけ上、人気があるように見えるため、米国では企業や政治家などもクリックファームを利用しており、一大ビジネスになっている。

 米メディア、クオーツの分析によると、人民日報のファンが多いのはインドやパキスタン、ミャンマーなどクリックファームの“実動部隊”が多い地域に集中している。ミャンマーの場合、フェイスブック利用者は国全体で710万人しかいないにもかかわらず、人民日報のファンが120万人もいる。

 フェイスブックはかねてクリックファームなどの不正行為を問題視。対策チームがソフトウエアと人力を駆使して摘発に取り組んでいる。昨年4月には、1カ月間で20万ページから「偽いいね」を排除したことを明らかにしている。

■中国に急接近するフェイスブックが抱えるジレンマ

 だが、中国の国営メディアのページに関しては、いまのところファン数などに目立った変化はみられない。フェイスブックは口を閉ざすが、関係者は同社が抱える「ジレンマ」を指摘する。

 ネット人口が7億人に迫る巨大市場への参入を目指すフェイスブックは、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)自ら北京を訪れて共産党幹部らと会談するなど、このところ急接近している。仮に国営メディアのファン数が水増しされていることを突き止め、「偽いいね」を排除すれば、中国のソフトパワー強化を目指す習近平指導部の顔に泥を塗ることになり、“解禁”は遠のく。一方で、見て見ぬふりをすれば、共産党政権におもねっていると批判されかねない。

 
3月に訪れた天安門広場でジョギングするザッカーバーグ氏(同氏のフェイスブックページより)

3月に訪れた天安門広場でジョギングするザッカーバーグ氏(同氏のフェイスブックページより)

 ニュースの配信プラットフォームとしてのフェイスブックの影響力は増すばかり。米ピュー・リサーチ・センターの15年の調査では、フェイスブックでニュースを見たり、読んだりする米国民の比率は63%と、13年から16ポイント拡大した。

 基本的には、自分や友人が人民日報やCCTVのページに「いいね」しない限り、国営メディアが投稿する記事や映像を目にすることはない。ただし、ページの運営者がお金を払って「宣伝」すれば、話は別だ。投稿した記事や映像をファンのニュースフィード上で目立たせたり、ファン以外の利用者のニュースフィードに表示したりできるからだ。

 もし、国際問題などで自国の立場を主張したい中国政府が、資金力にモノをいわせて国営メディアの記事や映像をフェイスブック上で大量に宣伝したら、どうなるか。ザッカーバーグ氏はそのリスクを誰よりも知っているはずなのだが。

(シリコンバレー=小川義也)


 

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【熊本地震】くまモンと子供たち「希望の種」放つ

2016-05-15 00:28:36 | 日記
2016.5.14 22:33

【熊本地震】くまモンと子供たち「希望の種」放つ

風船を空に放つ子供たちとくまモン=14日午後1時ごろ、熊本県益城町

 熊本地震で被災した子供たちを励まそうと、避難所となっている熊本県益城町の益城中央小学校で14日、バーベキュー大会が開かれるとともに、同県のPRキャラクター「くまモン」と子供たちが復興への思いを込めた風船を飛ばした=写真。

 この日は4月14日の「前震」から1カ月。熊本青年会議所の企画によるバーベキューに合わせ、サプライズゲストのくまモンが登場すると、子供たちは飛びついて大喜び。黙?(もくとう)をささげた後、「がんばろう熊本。がんばろう益城」の掛け声とともに、被災地に“希望の芽”をふかせようとヒマワリやパンジーの種を入れた赤や青、黄色の風船約500個を、快晴の空に放った。

 バーベキューでは、運動場に設置したコンロで500人分以上の肉や野菜が次々と焼かれた。避難所生活を送っている木山中学1年、清水直葵さん(12)は「やっぱり温かい肉はおいしい」と夢中でほお張っていた。

©2016 The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL All rights reserved.


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