目黒区美術館で開催中の「紅心 小堀宗慶展」に行って来ました。
美術館に入るといきなり「本日最後の呈茶をいたしますので御希望の方はどうぞ」
おぉ~ギリギリ、Good Timing
まず喫茶です(笑)。
なんと真正面のド真ん中に陣取って・・・端でもなくあまりに真ん中・正面すぎて、ご正客席でもありません 若い男性がお薄を点てられるのを拝見しながらおいしく一服いただきました。
お茶は元来男性の文化とたしなみといいながら、現在では実際に男性がお茶を点てられる席は少ないので、とても嬉しく拝見。
やっぱりいいよなぁ~。背筋を伸ばし口をしっかり結んで茶碗を扱われるところなど、とても頼もしげです。
そんなスタートで展示も廻ったためか・・・ 国宝の大井戸茶碗など、「やっぱりこれが“良い”で侘びさびとかってさ、そしてこの大きな“遅桜”肩衝とか使ってお点前ってさ、男性の世界って気がしてしまうよね~。女性がきれいな訪問着とか着て井戸茶碗じゃ、なんか、雰囲気あってないでしょ★」など思ってしまうのでした。。。
「喜左衛門」茶碗そのものは、これは確かにいいお茶碗だと(国宝に対してひどく軽い言い方で申し訳ないですが)、「六地蔵」も、実に枯れたお茶碗でした。蕎麦茶碗「花曇」もそれはそれはきれいだったし・・・「花曇」のほうがまだ女性の手にも合うでしょうか、「馬蝗絆」も「えっイナゴ!?」などとつい・・・ 青磁はほんとうに美しいのでしたが・・・(汗)。
宗匠の好まれたお道具や描かれた絵なども美しく拝見しましたが、改めて書を拝見して、定家様のかなの美しさもさることながら、行書・隷書の大きな字の書も、素晴らしさに感銘を受けました。
定家様・・・むかし国文科の授業で、定家はクセ字で、美しいのは行成とか、お父さんの俊成とか・・・と習ったような記憶があり、自分で習うにはどうかなクセ字?など思っていましたが、いや~、これがとても美しいのです。
日本画、やってみようかな~、それとも書をちゃんと習ってみようかな~なんて思いながら帰ってきました。
美術館に入るといきなり「本日最後の呈茶をいたしますので御希望の方はどうぞ」
おぉ~ギリギリ、Good Timing
まず喫茶です(笑)。
なんと真正面のド真ん中に陣取って・・・端でもなくあまりに真ん中・正面すぎて、ご正客席でもありません 若い男性がお薄を点てられるのを拝見しながらおいしく一服いただきました。
お茶は元来男性の文化とたしなみといいながら、現在では実際に男性がお茶を点てられる席は少ないので、とても嬉しく拝見。
やっぱりいいよなぁ~。背筋を伸ばし口をしっかり結んで茶碗を扱われるところなど、とても頼もしげです。
そんなスタートで展示も廻ったためか・・・ 国宝の大井戸茶碗など、「やっぱりこれが“良い”で侘びさびとかってさ、そしてこの大きな“遅桜”肩衝とか使ってお点前ってさ、男性の世界って気がしてしまうよね~。女性がきれいな訪問着とか着て井戸茶碗じゃ、なんか、雰囲気あってないでしょ★」など思ってしまうのでした。。。
「喜左衛門」茶碗そのものは、これは確かにいいお茶碗だと(国宝に対してひどく軽い言い方で申し訳ないですが)、「六地蔵」も、実に枯れたお茶碗でした。蕎麦茶碗「花曇」もそれはそれはきれいだったし・・・「花曇」のほうがまだ女性の手にも合うでしょうか、「馬蝗絆」も「えっイナゴ!?」などとつい・・・ 青磁はほんとうに美しいのでしたが・・・(汗)。
宗匠の好まれたお道具や描かれた絵なども美しく拝見しましたが、改めて書を拝見して、定家様のかなの美しさもさることながら、行書・隷書の大きな字の書も、素晴らしさに感銘を受けました。
定家様・・・むかし国文科の授業で、定家はクセ字で、美しいのは行成とか、お父さんの俊成とか・・・と習ったような記憶があり、自分で習うにはどうかなクセ字?など思っていましたが、いや~、これがとても美しいのです。
日本画、やってみようかな~、それとも書をちゃんと習ってみようかな~なんて思いながら帰ってきました。
馬蝗絆、ほんとうにきれいでしたね~。だから楔の錆色が目立って・・・蝗? たしかにとても面白いです(笑)