すみれのブローチ

何年か前、２年近く、独り暮らしをしていました。家が区画整理事業の道路にひっかかり、建替えのため、どうせ仮住まいをするならということで、より会社に近いところに独り暮らしをしてみたのでした。
生まれてからずっと同じ場所で住んでいたので、その街には「第２の故郷」的な思いがあります。
通勤ルート上なんですけどね（笑）。

先日、し～～ばらくぶりでその駅に降りてみました。
よく行ったお店がまだたくさんあって、新しい建物もあって・・・。

そこで、以前はなかったアンティークショップを発見！
CHINPIN HOUSE
入ってお話をうかがってみたら、すぐそばの骨董店の娘さんが支店（？）を出されたのだとのこと。おお～っ、その骨董屋さん、時々のぞいてましたよ！
ここは以前なに屋さんだったんでしたっけ、パン屋さん！そうそう、などという話をさせていただいて、そこで買わせていただいたのが、このスミレのブローチ。

葉は金属に七宝してありますが、花はナント樹脂のようなもの。大き目の割に軽い、珍しいブローチです。

飾っていた棚が古くてしばらく前に突然落ち、そのとき壊れてしまったとかで、花びらが１枚足りない欠損品。
それでずいぶんお安くしていただいたのではないかと思いますが、こういった深い色のブローチは１～２年前から探していたもので、なかなかないので、売っていただくことにしました。
白やピンク・水色など、明るい色につけるととても映えますし、紺のような濃い色に付けると、これがまた何ともいえない深～い奥行きのある風情になるのです。