Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

「川端康成コレクション 伝統とモダニズム」展

2016年06月09日 | art
お稽古の前に、東京ステーションギャラリーの「川端康成コレクション 伝統とモダニズム」展を観てきました。

川端康成が骨董コレクターだったのは知っていましたし、「千羽鶴」で志野茶碗がなんとも言えず、登場人物の心理を象徴するというか連動してしまうというか、見事に使われていたりするのも知っていましたが、骨董を買った借金を返すために仕事する(小説を書く)ほどの蒐集家だったとは、知らなかったなー★

だいたい、国宝の浦上玉堂、大雅、蕪村から、東山魁夷、聖徳太子像、ハニワ、そして草間彌生まで。
幅、広~!

黒田辰秋の端正かつモダンな漆芸作品あり、熊谷守一「蟻」あり。
「蟻」、好きだなー


こういうのって、なんだろう。感性でカンジて、欲しくなるものなのかしら。ノーベル文学賞:川端康成だから「さもありなん~」で済んでしまうのかもしれませんが、すごいことだけど。

なんか、何かを堪能するとか、川端康成を知るとか、そいういうレベルでないところで、なんだか感心。



久しぶりに何かカワバタ作品を読もうかな、なんていう気になってしまった展覧会でした。

上の写真は、展示スペースの出口付近にあった「ご自由にお持ちください」の同展覧会の大量のポスター。
なぜー!?!?(笑) ウケました。ちょっと欲しかったけど、荷物がごちゃごちゃできれいに持ち帰れそうになかったので遠慮
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