Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで14年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

年賀

2015年01月02日 | 季節の行事、庭そして畑
昨年は、暮れの出産の前の騒動で年賀状はお休みさせていただいたので、子どもが生まれてから初めての賀状。一部の方には出産のお知らせでもあります。

だんなさんと、どうしましょー、子どもの写真も入れる?他人さまの子どもの写真は他人ごとでね~、でも今回は初めてのご紹介でもあるし。。。などと相談の結果、いつもの賀状のパターンに子どもの写真を足した形といたしました。

和歌も今年は、子どもができた心境にあうものをチョイスいたしました。
とはいえ、みなさまのご健康・ご長寿も祈願するこころで。


ところで今年は今までと違う書体をすこし試したのが、お分かりになる方いらっしゃいますでしょうか



12年前の年賀状
 
年の立つあした(朝)に見れば富士のねの 雪の光もあたらしきかな  明治天皇御製

羊の背景が、日輪の中に富士山があって、歌と呼応しているのがわかるでしょうか。なるべく富士山の近くに「富士」と書いたのですが。。。

この年は、版画なかなかうまく彫れたとほくほくしていた反面、書の最後の「かな」がイマイチで気になっていました。けっこう枚数書いた中でトータルで一番うまくいったかなというのを選んだのではあるのですが。。。「どうせ誰も読まないんだしっ★」と思って、恒例の時間がないなかで強行してしまったのでした。

そうしたら新年あけて、職場の後輩が言うことに。
「いただいた年賀状を見てうちの夫が、“雪の光もあたらしき、うふ?”と言うので、“そういうこと書いちゃうオチャメな先輩なのよ~”って言ったんだけど、あとで読める人に読んでもらったら、“新しきかな”だって言われて。恥ずかしー。」


申し訳ない、イマイチって分かっていたのに妥協しちゃった産物だったのよね。
それなりにでも納得できるまでやらないといけないのですね。それができるよう、スケジュールに余裕をもってやらねばと、再認識したエピソードだったのでありました。

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