Verdure 4F

茶道25年、ブログ19年! 家業を継いで13年。息子は10才。子育て、茶道、季節行事、料理、日記、読書の記録など。

茶箱のお茶会でした

2022年09月17日 | 茶道
お稽古仲間さんが、お稽古を機に茶箱にハマられて、茶箱と、茶箱用のお茶碗、茶器、茶杓などお揃えになったとのことで、社中でお披露目の茶会となりました。
お席主さんは、着物に袴で意欲満々。袴姿がお似合いでステキと女性陣も盛り上がります。

こんな小さなお茶会も久しぶり。
席入り。お床、道具畳と拝見して次々と… 入会後もう何年か通われてと思っている方でも、長引くコロナ禍で「初めて」だとうかがって驚きました。席入りのタイミングと動線など、事前にご説明が必要だったのに、気づきませんでした。席に入ってからあれこれ。
でも流れを知っておいて考えないといけないのだと分かって、却ってよかったかもしれません。

お席主は緊張はされていたようですがお点前は実にスムーズで、よくお稽古されたなぁと感心しました。
茶箱、小さくて可愛らしいのですが、男性にはゼッタイ扱いずらいですよね(笑)。それをお気に召してとのことで、お茶碗もあれこれ、お茶器も渋くも上品で素敵なものを合わせられて、たいへんお楽しみの様子がよくうかがわれました。
お茶碗も客数分選ばれて、変化のあるお道具組を楽しませていただきました。
「道具から入ると家内にイヤがられ…」
わかるわかる、ウチにもいますそういう人。「買ったら休む」じゃなかったかしら。。。お勉強の期間が。。。
いや最近そういう人“達”になりつつあるような気も。。。

お床の色紙もお求めのもので、季節が少々早かったかもしれませんが、ご主旨の野点で茶箱の雰囲気によく合ったお歌でした。
茶花も秋の野の花をかごにたっぷり。後席の濃茶のお菓子も森八さんの「栗鹿の子」で、あぁ秋ですねぇ…という風情を楽しみました。お席主にみなさまに、感謝です。




それにしても個人的に一番感心したのは、お着物も袴も自分できちんと畳んでお持ち帰りになる、板についた着物扱い
それから外したところで見せて頂いた印籠も見事でした。

私も、正客を務めさせていただくということで、着物で。叔母譲りの縞の紬の単衣に手を通してみました。サラサラしていい着心地。しかしどうしても暑かったので、襟元も紐も帯も緩くゆるゆるに着たのですが、やはりだいぶ湿気を吸ってしまいました。なにはともあれ風通し~。です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵なお茶会ですね (越後美人)
2022-09-21 10:26:19
茶箱のお茶会、とても楽しそうです~♪
次々出てくるお道具が楽しみですね。
男性の袴姿を拝見するのも、気持ちが引き締まっていいですしね。
ピンクコアラさんも、叔母様譲り縞の紬の単衣が素敵だったろうなあ~と想像しています。
こういった気軽なお茶会では、着物も少々遊べて楽しいですね。
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やっぱり楽しいですね (ぴんくこあら)
2022-09-22 09:22:56
越後美人さん
ありがとうございます。うちうちの小さいお茶会、やっぱりいいです。
お道具から入るのはどんなものかとか言いますが、お道具から入られた方のお茶会に参加させていただくのは楽しみが多いですね(笑)。
着物もおっしゃる通りで、「お茶会には色無地」というフォーマルがかったものでない方が楽しいです。叔母の単衣もようやく袖を通すことができました。
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