夏の特別稽古 その３

「その２」は帰省前日で支度で伺えませんでしたが、「その３」に伺っておりました。

これも久しぶり、夏の大板で、3名さまの濃茶と、お薄と、二度お点前させていただきました。

大板もさることながら、3名さまの濃茶！ いえ大板に比べればほんの3〜4か月ぶりかと思いますが、勘が狂って詰まりすぎ！！ 加え柄杓をしなくてはと上げてみれば茶筅の中央にダンゴが！！
そんなこんなで、もう避けがたく時間かかりすぎてしまいましたが、お客様に美味しい（最後にお団子が残ったけど）と言っていただき、ただただため息…でした。

でもお点前しているのはほんと楽しい、というか、リフレッシュしますね〜。
何かと慌ただし自宅では風炉になって一度も釜のかかっていないありさまですが、たまにはお稽古したほうが精神的に余裕が出るのかも★


子どもも、子どもなりにやっぱりご機嫌で過ごした様子。
「その１」のとき、敷居の前に扇子を置いて正座して「こんにちは！」とさかんにやっていたので、並んでご挨拶しようと思ったら、腹ばいになって「えへへ〜」…
でもお点前を見て、お菓子とお茶もいただいて、帰りは、ママさんと取り替えっこした扇子を前に、並んで「さようなら」ができました。


すごく久しぶりのお稽古仲間さんにもお会いでき、忙しくも元気そうなお顔を拝見できました。

茶花はかごに、熨斗蘭、藪蘭、ホトトギス、金水引。


お菓子は東宮さんの撫子

や、加藤こう陽堂さんのうちわせんべいなど。さらにお稽古仲間さんのお手土産で和久傳さまの蓮根もちなどいただいて、ご機嫌で帰ってまいりました。